インターネットが世界中に普及し始めて、便利なサービスがいつでも受けやすくなっています。そのサービスを提供してくれるのが、インターネット上に沢山ある「webアプリ」と呼ばれるものです。Webアプリを開発していくには、「どんなアプリを作るのか?」というアイデアが非常に大きな要素です。そこで今回の記事では、webアプリ開発のアイデアはどのように出していけばいいのか?について詳しく解説していきます。この記事を読んで、webアプリのアイデアをどんどん出してみましょう。
webアプリではどんなサービスが作れる?
Webアプリでは様々なサービスを提供することが可能です。例えば普段から多くの人が使っている「Twitter」や「YouTube」はwebアプリの一つになります。インターネット上に掲載されるwebページとは異なり、ユーザー自らが何らかの情報を投稿できるものがwebアプリと呼ばれるものです。
簡単に言ってしまうと、ブログなどのwebページをもっと高度化して複雑化したものが、webアプリと呼ばれるものです。スマホアプリとは違い、ブラウザから閲覧するだけで、端末にインストールせずに活用できるサービスです。ハッキリ言って、高度なプログラミング言語を活用すれば、作れないものはないと言ってもいいでしょう。
webアプリの開発時にはアイデアが大切!
そんなwebアプリを開発する際には、冒頭で書いた通りどんなアプリが欲しいのか?という「アイデア」が非常に大切になります。それはユーザーの不満を解消できるアプリの内容でなければ、誰にも使われないからです。もちろん、あなた自身が日ごろから不満に感じていることも、解消できるアプリの内容であることは必須です。
webアプリのアイデアを出す方法とは?
では、webアプリのアイデアを出そうとすると、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?アプリのアイデアを出していく方法を、順に書き出してみたので、徹底解説していきます。
徹底して日ごろの不満を書き出してみる
まずは、日ごろの不満を紙などに徹底的に書いてみましょう。
- 自由に遊べる時間がない
- 休日に遊びに行く場所がない
- 会社を辞めたい
- プライベートで出会いがない
- もっとおいしいレストランなどを知りたい
- 面白い娯楽だけを集めたサービスが欲しい
何でもいいので、自分が「こんな不満が沢山ある」ということをどんどん無作為に書きだします。重要なことはここで「こんなサービスが欲しいけれど、作るのは無理そうだな」というようなことを考えない事です。とにかく、20個以上は書き出すようにしてみましょう。
次に、これらの不満を解消するためにはどんなアプローチの方法があるのか?を考えるのです。
- 自由に遊べる時間がない
→効率的に仕事を終わらせられるサービスがあれば解決する
- 休日に遊びに行く場所がない
→現在地周辺で遊び場を提供しているところが検索できるようにする
- 会社を辞めたい
→転職先を探すようなアプリを作って解決させる
とにかく、「どうすればその不満が解決するのか?」を沢山考えだしてみましょう。例えば「テレビが面白くない」→「誰でもが動画を投稿できるサイトがあれば面白い」→「YouTubeを作ろう!」と連鎖的に発想が生まれれば完璧です。
どんなアプリがあれば解消できるかを考える
その次に考えることは、「どんなアプリがあれば、その不満は解消するのか?」ということを考えることです。
- 仕事をもっと効率的に終わらせるようにするため、自動計算してくれるアプリを作ろう!
- 遊びに行く場所が分かりにくいので、ボタンをクリックするだけで、登録している遊び場情報が表示されるアプリを作ろう
- 会社を辞めたいから、次の転職先をおすすめしてくれるアプリを作ったり、嫌いな上司への対処方法を表示してくれるようなアプリを作ろう
などのように、1つの問題点から、様々なアプリのアイデアを出すことが出来ます。確かに、この時点では「そんな夢の様なアプリが作れるの?」と不安を感じてしまいますが、この時点で思考に蓋をしてしまっていては、一生画期的なアプリを作ることは出来ません。
とにかく頭を柔らかくして、どんなアプリがあれば自分の不満を解消することが出来るのか?ということだけに集中して考え続けてみましょう。何十個もアイデアを出すうちに、どこかで自分でも作れそうなアプリを発見できるはずです。アイデアとして出したものは、アイデアノートとして保管されておくことをおすすめします。後から見返すと、独自アイデアのヒントになってくれます。
必要な機能と不必要な機能を考える
Webアプリのアイデアをたくさん出して、実際に自分が作れそうなアプリのイメージが出来た後は、「どんな機能が必要で、どんな機能が不必要なのか?」をしっかりと考えましょう。
特に初めてwebアプリを作ろうとする場合は、出来るだけシンプルな設計にすることがおすすめです。ここで採用しなくてもいい機能は徹底的に付与しないように考えましょう。Webアプリをいくつもつくり、スキルが高まってきた時に、複雑なアプリ制作を行えばいいのです。開発初心者のうちは、着手からリリースまでの時間をなるべく短くしていきましょう。
webアプリのアイデアから実際にアプリを作る方法とは?
いくつものwebアプリのアイデアが出たら、早速実現できそうなアプリから開発を始めてみましょう。Webアプリ開発初心者の方におすすめなのは、「自分の知らない技術に初めからチャレンジしない事」です。
Webアプリ開発をしようと思っているあなたには、ある程度のプログラミング知識があるはずです。その知っている知識を主に使って、webアプリ開発に挑んできましょう。新しい技術を取り入れるのは、経験を積んだ後でも問題ありません。そのことを頭に入れて、以下の方法でアプリ開発に着手していきます。
どんなアプリを作るのか設計する
まずは、「どんなアプリを作るのか?を設計すること」です。前項のような方法で、アプリのアイデアは沢山出てきています。その中から、あなたの技術力でも作れそうなアプリのアイデアをピックアップしてみましょう。
そして、どうすればそのアプリのアイデアを現実化できるのか?というところを紙に書き出しながら考えていきます。
- トップページのレイアウトはどんなレイアウトにするのか?
- トップページのボタンをタップすると、どのページに飛んで、どんな処理を行うのか?
こういったことなどを具体的に考え、実際にサイトマップを紙に書き出して、webアプリの設計図を書いていってください。出来る限り自分の頭で考え、内容を実装していくことがおすすめです。もし分からないところなどが出てくれば、本を活用したりインターネットで検索をするなどして、対処していきましょう。
どんなプログラミング言語を使えばいいのかを考える
次に、「書き出したwebアプリ設計図はどんなアプリを使えば表現できるのか?」を考えましょう。主にユーザーが実際に触れて動作させる部分は、HTMLやCSS、JavaScriptなどで実装するのが一般的。そこからサーバーサイドで処理を行うのであれば、PHPやRuby、Pythonなどを使ってプログラミングを行っていきます。
前述した通り、自分が今まで学習して来たなかで最も多くの知識があるプログラミング言語を使っていく方が、製作途中で断念したりする可能性が低いです。いきなり、今まで学んだことのない言語を無理に使わないようにしましょう。
それと同時に大切なのが、「フレームワークを意識して言語を選ぶこと」です。PHPにはLaravel、PythonではDjango、Rubyの有名なフレームワークはRuby on Rails、JavaScriptになるとVue.jsなど、言語によって便利なフレームワークが多数存在します。
フレームワークを効果的に活用してwebアプリ開発を行うととても効率的に作業を進められます。出来るだけ、自分が扱えそうなプログラミング言語を選び、フレームワークを積極的に活用しましょう。ちなみに、データベースを使ったアプリを作りたいのであれば「SQL」というプログラミング言語を使うのが、一般的です。
webアプリ開発ツールを活用する
作りたいアプリの設計が出来、プログラミング言語が決まったら、早速webアプリの開発に着手していきます。1人でアプリ作成に臨む人もいるかもしれませんが、ある程度の規模のアプリになってくると、複数人でプログラミングを行うケースもあるでしょう。
そうした時におすすめなのが、webアプリ開発ツールを活用する事です。Webアプリ開発ツールで、かなりの頻度で使われているのが、「バージョン管理システム」と呼ばれるものです。
何人かのプログラマーがアプリ作りに関わってくると、「自分の担当範囲外のところのプログラムも見てみたい」ということが起こり始めます。そうした時に、ファイル保存のバッティングが発生したり、バグが起きてしまう危険性が高まるのです。
その危険性を回避してくれるのが「バージョン管理システム」と呼ばれるシステムになります。有名な物には「Git」というソフトウェアがあります。誰がどこの作業を行ったのか?などの履歴を遡ることが出来たり、過去の作業状態を復旧させることが出来るなど、複数人での作業にはうってつけのソフトウェアです。
Gitはより分かりやすい「Source Tree」というGUIクライアントがあるので、Source Treeを活用して、webアプリ開発をスムーズに進めていきましょう。
何度も書いている事ですが、初心者のうちから、あまり複雑なwebアプリを開発することはお勧めできません。膨大な作業との戦いになってしまい、リリースする前に計画が頓挫してしまう可能性が高いからです。出来るだけ短期間で作れる簡単なアプリから製作を行っていきましょう。
アプリの公開
プログラミング言語を駆使し、webアプリが完成したら、いよいよリリースの時です。ドメインを取得して、サーバー上にアップロードしましょう。
サーバーを用意する方法は2通りあります。「自分でサーバーを構築する方法」と「レンタルサーバーを利用する方法」です。簡単なのは、レンタルサーバーを利用する方法なので、webアプリ開発初心者のうちは、レンタルサーバー会社と契約して、レンタルサーバーを活用するのがおすすめ。
レンタルサーバー会社であれば、サーバーの保守管理を全て行ってくれるので、管理の手間がかかりません。その他、AWS、GCS、Herokuなどの開発プラットフォームを利用することでwebアプリを簡単に作れますが、出来ることの制約があるので、うまく使い分けながら効果的に利用しましょう。
webアプリのアイデアを出して開発を進める注意点
webアプリのアイデアを出して開発を進めていく上では、どんな注意点があるのでしょうか?4点ほど挙げてみました。
- とにかく沢山のアイデアを出す
- 競合を気にし過ぎない
- 自分の能力で実装出来ない機能は省く
- 早めにリリースする
こちらが注意しておくことです。それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
とにかく沢山のアイデアを出す
webアプリ開発のアイデアの中からアプリをスムーズに作っていくためには、「とにかく沢山のアイデアを出すこと」が重要です。前述した通り、「○○をすることは難しそう」「○○は出来そうにない」などのように、最初から自分でボーダーラインを引かないことをおすすめします。
初めから制約を設けた中でアイデアを出し続けても、中々世の中にまだ存在しないwebアプリを開発することは出来ません。それよりも、なるべく多くのアイデアを出し、その中から実現しそうなアイデアを1つずつ形にしていくことが大切です。
初めは技術力不足もあって、大した内容のアプリが作れないかもしれません。しかし、いくつかのwebアプリをリリースしていくことで、携わったメンバーのスキルも向上し、自信にも繋がります。そうすることで、さらにwebアプリ開発について沢山の事を学びやすくなるでしょう。そしてより高品質なwebアプリ開発を行う事に繋がっていくはずです。
競合を気にし過ぎない
Webアプリ開発のアイデアからアプリ制作をする注意点としては「競合を気にし過ぎない事」も大切です。現在webアプリは膨大な量のものがリリースされています。しかし、それらのアプリを意識しすぎることなく、自分の作りたいアプリを作られることをおすすめします。
「既に世の中にあるから」という理由で、自分の作りたいアプリ開発を断念してしまうと、中々新しいアイデアに繋がりにくくなります。例えば、競合が作っているアプリの内容にも以下の様な欠点があるかもしれません。
- 実際に使ってみると使いにくい
- 自分が搭載して欲しい機能が付いていない
- デザインがあまりおしゃれではない
などなど、アプリを作り始めるアイデアは一緒でも、最終的に仕上がっているwebアプリには、多少の個性が反映されます。そのため、あなたが出したアイデアから作るwebアプリの方が人気になるかもしれないのです。
さらには、アプリ製作途中に、新しい機能の実装を思いついて、そのアイデアが連鎖的に別のアプリ開発に繋がっていく可能性もあります。とにかく、競合のwebアプリを気にし過ぎて、自分の作ってみたいアプリ開発を断念することはあまりおすすめしません。まずは、自分の作りたいアプリをどんどんリリースしていきましょう。
自分の能力で実装出来ない機能は省く
Webアプリ開発を行う際に気を付けることの3つ目は「自分の能力で実装出来ない機能は省くこと」です。Webアプリ開発をする際に、多くの人は「初めから完璧なアプリを作ろう!」と意気込んでスタートしてしまいます。
そのため、競合が採用していないような特殊な機能を搭載しようとするあまり、エラーやバグに悩まされてしまい、結局アプリの開発までに時間がかかってしまうのです。
Webアプリを初めて開発するのであれば、まずは自分の知っている知識や技術だけで実装できる機能のみを搭載したアプリを作るべきです。自分の能力内で実装できる機能だけでプログラミングした場合には、エラーやバグの修正箇所を早く見つけ出すことが出来るので、スムーズに開発が進みます。
もし、幾つか思いついたアイデアがあっても、自分の能力でその機能が実装出来ないのであれば、今回のアプリ開発ではまだ搭載しないようにしましょう。今後開発していくにつれ、あなたの能力が高まって来た時に再度バージョンアップを行えばいいのです。その方が、ストレスなくwebアプリ開発プロジェクトを進めることが出来ます。
早めにリリースをする
Webアプリのアイデアを出して初めて開発を行う際には、「なるべく短期間でリリースすること」も注意点です。複雑なwebアプリ開発を行ってリリースするには、かなりの時間と労力がかかります。Webアプリ開発初心者のうちから、複雑なアプリ開発を行おうとすると、プロジェクト自体が頓挫してしまう危険性もあるのです。
また、webアプリ開発をスタートしてから、実際にリリースを行うまでには、以下の様なことをしなければいけません。
- webアプリのアイデアを出す
- アプリの設計を行う
- プログラミングで実装する
- エラーやバグがないかのチェック
- サーバーを用意してインターネット上にアップロードする
Webアプリの開発において、「プログラミング」というのは、一部分の工程にしかすぎません。それ以外にも、「設計」「リリース」などの行わなければいけない事は盛りだくさんです。Webアプリ開発初心者のうちは、出来るだけシンプルな構造のアプリを作って、短期間でリリースするのがいいでしょう。
Webアプリ開発一連の流れを初めに学んで、プログラミング以外の事も学習していかれることをおすすめします。シンプルな構造のアプリでも、きちんとネット上にリリースすることが出来れば、多少の自信を持つことが出来ます。小さな成功体験を積んで、次のアプリ開発に取り組んでいく方が、プロジェクトをスムーズに進めやすいでしょう。
アイデアからwebアプリを作るメリット・デメリット
Webアプリづくりを自分の独自アイデアから作ると、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?メリット・デメリットをいくつか挙げてみたので、見ていきましょう。
メリット
まずは、メリットからです。先に一覧にしてみました。
- 完全オリジナルのアプリが作れる
- 自分の抱える不満を解消できる
- 営業の際のポートフォリオになる
以上の3点がメリットです。それぞれの項目について、詳しく解説いたします。
完全オリジナルのアプリが作れる
メリットの1つ目は「完全オリジナルのアプリが作れる」ということです。自分の独自アイデアからwebアプリ開発を行うと、世の中には無い完全オリジナルのアプリを作れます。世の中には数多くのwebアプリがリリースされていますが、その中にはまだない自分だけのアプリを作れると、エンジニアとして自分の自信にも繋がるでしょう。
ただし前述した通り、初心者プログラマーがいきなり複雑なアプリを作ることはおすすめしません。まずは、世の中にあるアプリと似たようなアプリでもいいので、1つアプリを作ってリリースまでこぎつけるようにするのがいいでしょう。
Webアプリ開発全体の流れを掴みながら、少しずつ勉強していけばいいのです。何点かのアプリをリリースしていけば、技術力も身に付いてくるので、複雑なアプリ開発はその後行うのがおすすめ。シンプルなアプリでもいいので、まずは「webアプリ作りとはどんなものなのか?」を学びましょう。
自分の抱える不満を解消できる
メリットの2つ目は「自分の抱える不満を解消できる」ということです。インターネットを検索すると物凄い量のwebアプリを閲覧することが出来ます。便利な機能が沢山搭載されているアプリばかりですが、中には「もうちょっと便利な機能があれば使いやすいのに。」と思えるアプリもあるでしょう。
Webアプリ開発を自分のアイデアから行うと、そういった誰もが感じる小さな不満を解決することが出来ます。恐らくあなたが感じているアプリの不満と同様の不満を、世の中の多くの人は感じているに違いありません。
あなたが感じる不満点をうまく搭載した、似たようなアプリを作ることで、世の中の人に役立つアプリをリリースすることが出来る可能性は高いです。
営業の際のポートフォリオになる
メリットの3つ目は「営業の際のポートフォリオになる」ということです。プログラマーとして仕事を獲得していくには、2通りの方法があります。
- 企業に社員として雇用してもらう方法
- フリーランスエンジニアとして働く方法
例えばどこかの企業に雇用してもらう際に、自分でオリジナルのwebアプリを作っていれば、アプリを見せることで、あなたの持っているスキルをアピールすることに繋がります。一方で、フリーランスエンジニアとして独立して仕事を行う際にも、クライアントに自分の作ったアプリを見せれば、相手からの信頼も得やすいでしょう。
Webアプリ開発を自分のオリジナルアイデアから行うと、あなたの持っている技術がどれくらいのものなのか?を簡単にアピールしやすいのでおすすめです。
デメリット
一方で、webアプリ開発を自分のアイデアから行うと、どんなデメリットがあるのでしょうか?以下の3点が考えられます。
- アイデアが出ない場合は悩んでしまう
- 似たようなアプリが存在していて競合してしまう
- 開発時間がかかりすぎてしまう
それでは、こちらもそれぞれの項目について、詳しく解説していきます。
アイデアが出ない場合は悩んでしまう
1つ目のデメリットは「アイデアが出ない時はかなり悩んでしまうこと」です。自分の完全独自のアイデアを出そうとすると、既存のwebアプリを沢山調べることになります。その結果、完全独自のアプリのアイデアが中々出てこないため、長時間アプリの設計段階で時間をかけてしまう恐れがあるでしょう。
まずは、世の中に出回っているwebアプリと似たようなアプリを作ってみて、リリースしてしまう事をおすすめします。アイデアを出す段階で、無理に悩みすぎない事はポイントの一つです。
似たようなアプリが存在していて競合してしまう
2つ目のデメリットは「似たようなアプリが存在していて競合してしまう」という点です。Webアプリは無数にリリースされているため、あなたが思いついたアイデアと似たようなものが世の中に存在している可能性は高いでしょう。
せっかく考え付いたアイデアが、独自アイデアではないことに落胆してしまうかもしれません。しかし、webアプリ開発は、自分で考えて設計して、作ってリリースすることに意義があるのです。似たようなアプリがあったとしても、諦めずに最後まで開発を行う事をおすすめします。
開発時間がかかりすぎてしまう
3つ目のデメリットは「開発時間がかかりすぎてしまうこと」です。Webアプリの開発には、かなりの時間がかかります。短い場合でも1カ月はかかり、複雑なwebアプリを開発しようとすると、1年間かかってしまうこともあるでしょう。
アプリの開発期間が長くなると、プロジェクト自体にスタート当初のモチベーションが無くなってしまう可能性も高いです。そうならないためには、アプリ開発初心者のうちは、出来るだけシンプルな設計のアプリを作るのがおすすめ。1か月程度で簡単にリリースできるアプリから開発して、開発期間が間延びしないように注意しましょう。
まとめ
というわけで、今回はwebアプリのアイデアはどうやって出せばいいのか?ということや、webアプリのアイデアを出して開発を行うには、どんな注意点があるのか?ということをご紹介してきました。Webアプリ開発初心者のうちは、とにかくシンプルな設計のアプリを最初に作ってみましょう。
とにかく、頭を柔らかくしてどんどん思いついたアプリを作られるのがおすすめです。何度も繰り返していくうちに、段々とハイレベルなwebアプリが作れるはずです。