Webプログラミングとは何?Web・プログラミングの意味から詳しく解説!

きちんと理解している人が少ない。Webについて正確に理解しようプログラミング

プログラミング学習を始める予定・または始めたばかりの方が最初にぶつかる障壁として、専門用語がわからないことがあげられます。

「学習前にプログラミングの概要を知るために検索したら、わからない言葉ばかりでやる気がなくなった」

「学習を進める中でわからない言葉が出てきて、それを調べても、その説明の中でまたわからない言葉が出てくる」

こういった経験はありませんか?

今回の記事では、プログラミング初心者の方に向けてWebプログラミングについてわかりやすく解説します。

一つ一つ用語を理解して、スムーズにプログラミングを学習しましょう。

そもそもWeb・プログラミングとは

地球

Webプログラミングについて解説する前に、まずはWebの意味とプログラミングの意味について見ていきましょう。

Webとは?

Webは日本語に直すと「クモの巣」ですよね。Webとは、テキスト・画像・動画・音楽などの情報(Webページ)を結びつけるシステム・仕組みのことを言います。

世界中にある膨大な情報を結びつけることで、システムがクモの巣状に広がっていることが名前の由来と言われています。

また、実は正式名称はWebではなくWorld Wide Web(ワールドワイドウェブ)です。正式名称が長いので、頭文字をとってwwwと呼ばれたり(サイトURLでよく見かけるhttps://www.〇〇のwwwもこれです)、最後の単語をとってWebと呼ばれたりします。

World Wide Webを日本語に直すと「世界中に広がったクモの巣」となります。世界中の情報が結びついているイメージが湧いたのではないでしょうか。

Webとインターネットの違いは?

Webと似た言葉としてインターネットが挙げられると思いますが、Webとインターネットの違いは何でしょうか。

結論から言えば、Webはインターネットの一部です。

インターネットとは世界中のコンピュータがつながる情報網のことをさし、Webはインターネットを利用したシステムをさします。

インターネットが「道路」でWebが「車」、あるいはインターネットが「航路」でWebが「船」と考えると分かりやすいかと思います。

道路なくして車は動かせませんよね。航路と船についても同様のことがいえると思います(道路じゃなくても車を走らせようと思えば可能だよ、というのは置いておいてください)。

つまり、Webはインターネットを応用した技術ということで、インターネットの機能のうちの一つということができます。

プログラミングとは?

それでは、次にプログラミングの説明をします。

プログラミングとは、コンピュータに出す命令を記述することです。コンピュータはその命令に沿って動き、機能を実装していきます。

「プログラムは思った通りには動かない。書いた通りに動くのだ」という格言があるように、プログラミングでは厳密な命令を書くことが求められます。

例えば、あなたがAさんに資料を片付けるようにお願いするとします。その時あなたが「とりあえず片付けといて」と大雑把なお願いをしたとしても、Aさんはあなたを配慮して工夫して資料を片付けることができるでしょう。

しかし、コンピュータの場合はそうはいきません。仮にAさんをコンピュータに置き換えると、「とりあえず」という部分をコンピュータが理解できないためエラーが出ます。

この例でいうと、コンピュータの場合「この書類は左側の一番下の棚に片付けて、あの書類は一番手前の棚に片付けて、、、」と逐一命令する必要があります。

プログラミングは実装したい機能のプログラムを正確に記述する作業と捉えるとよいでしょう。

Webプログラミングとは

プログラミングの画面

それでは、Webプログラミングとは一体何なのでしょうか?

Webプログラミングとは、広義でWeb開発と同じ意味と捉えてもらえば大丈夫です。

つまり、WebアプリケーションやWebサービスを開発する(プログラミングする)ことをWebプログラミングと言います。

Webアプリ、Webサービスは先ほど説明したWeb(インターネットを利用したシステム)上で使用できるもので、有名なもので言うとTwitterやInstagram、メルカリなどがあります。

ちなみに、Web開発以外のプログラミングには組み込み系プログラミングなどがあります。冷蔵庫や電子レンジなどの電子機器のほか、駅の改札などがあげられます。

Webかそうでないかに限らず、プログラミングは私たちの身の回りにあふれていることがわかります。

また、Webプログラミングの需要は高く、Webプログラミングができるエンジニアの需要はとても高いです。そのため、Webプログラミングを身に付けて、副業やフリーランスといった働き方を実現している方も多くいます。

Webプログラミングを始めるのは、フリーランスや副業を実現させたいからという方もいるのではないでしょうか。フリーランスや副業の実態は次の記事にまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

Webプログラミングで身に付けておくべき知識

パソコンを打つ手

ここでは、Webプログラミングを身に付けるために、必要な知識をいくつか紹介します。

まずは、これらの知識を身に付けることを意識しましょう。

プログラミング言語

まずは、プログラミング言語です。

Webサイトでも、Webアプリでも人の見える部分と見えない部分どちらもプログラミング言語を用いてコンピュータに命令を出していかなければなりません。

例えば、Webサイトの画像の位置や文字の大きさ、アニメーションなど普段我々が見ている部分も、プログラミング言語で細かく指示を出すことで整えています。また、我々が普段見ないようなWeb上で何かを購入した際の決済などの仕組みなどもプログラミング言語で指示を出すことで実現しています。

そのため、まずはプログラミング言語を習得しなければなりません。

データベース

続いて、Webプログラミングで身に付けておくべき知識は、データベースに関する知識です。

データベースとは、コンピューターに電子的に格納されているデータの集合のことです。

Webサービスの開発では、たくさんのデータを保存したり、操作したりする場面があります。また、このようなデータにアクセスできるのは誰か等も決めなければなりません。

そのため、SQLというデータベースの操作を扱うプログラミング言語も含めて習得しておくことが望ましいです。

フレームワーク

Webプログラミングの習得を目指すなら、フレームワークの学習もしましょう。

プログラミングで使われるフレームワークとは、Webサービスを開発する際に、必要な機能が揃っている枠組みのことを言います。

多くのWebサービスの開発で必要とされる作業はいくつかあります。これらの作業を一定のルールの中で使うことで、知識や技術がなくても作業できたり、書く人によって書き方が変わるということを防げたりします。

これらのフレームワークを覚えることで、効率よくWebプログラミングを習得することができます。

おすすめのプログラミング言語は?

悩む男性

さて、Webプログラミングとは何かが分かったところで「おすすめのプログラミング言語は何だろう?」と気になっている人もいるでしょう。

ここでは初心者の方に向けて、Webプログラミングをするためのおすすめ言語を紹介します。

HTML&CSS

HTMLとCSSはそれぞれ別の言語ですが、セットでよく使われるためひとまとめに紹介します。それぞれの役割としては、HTMLでWebサイトの骨組みを決めて、CSSでその装飾をします。

これらは厳密にはプログラミング言語と区別されますが、他のプログラミング言語を学習する時にHTML&CSSを習得していれば、より理解が進みます。

実は、HTML&CSSだけでは静的なサイト(誰が見ても同じ内容が表示されるサイト)しか作ることはできず、動的なサイト(SNSやブログなど、人によって異なる内容が表示されるサイト)を作るには他の言語を使う必要があるのです。

JavaScript

JavaScriptはフロントエンド(Webサイトの見た目の部分)の開発に不可欠な言語で、アニメーションなど動きのあるWebサイトやWebアプリを簡単に作ることができます。

JavaScriptはほかのプログラミング言語と違い、その言語で開発するための環境を整える環境構築が不要で、ブラウザがあれば実行できます。そういった点でも、初心者に非常におすすめの言語です。

Python

Pythonは、AIや機械学習、データ分析を扱うことができる言語として注目されていますが、それに加えてWebサイトやWebアプリ開発も可能で、汎用性が非常に高い言語として知られています。

シンプルな構文のため、初心者もすんなり理解できると思います。将来AIや機械学習などもやってみたい方におすすめとなっています。

PHP

Webアプリ開発に優れているサーバーサイド言語(バックエンド側の言語)です。

バックエンドとは、データベースなどのユーザーから見えない裏側の部分をさします。

主にブログを簡単に作れるソフトウェアとして知られるWordPressもPHPで作られています。PHPは多くのWEBサービスで採用されており、あのFacebookの開発にも使われています。

またPHPはHTMLとの関係性が深く、HTMLを学習した人なら比較的楽に習得できる点もポイントです。

Ruby

Rubyは日本人が開発したプログラミング言語です。

Webアプリ開発に優れており、RubyのフレームワークであるRuby on Railsを使えば非常に簡単にWebアプリを開発することが可能です。

Twitterやクラウドワークスなど有名なサービスの開発でも採用されています。

日本でかなりの求人数を誇る言語で、コストパフォーマンスの高さから特にスタートアップ企業でよく採用されます。

学習教材が豊富で、挫折しにくい環境が整っています。

Go

Googleが設計したGoは、近年注目が集まっているモダンな言語です。シンプルな構文で動作が軽いのが特徴で、大規模で複雑な開発にも優れています。

比較的新しい言語のため学習に必要な情報を集めづらいのが難点ですが、これからの時代で主流になるプログラミング言語として期待されています。

Goは非常に将来性のある言語ですが、まだ情報が少ないことから初心者には少し難易度が高いかもしれません。

Java

Javaは非常に汎用性が高いプログラミング言語です。大規模開発やセキュリティの高さに優れていることから、特に大手の銀行や証券会社で多く採用されている言語です。

また、Javaは大企業では多く取り入れられてる一方で、小規模開発においてはPHPやJavaScriptなど他の言語のほうが使い勝手がよく、ベンチャー企業や在宅勤務のフリーランスではあまり使われないといった点に注意してください。

また、今まで紹介した言語とは違って、実行にはコンパイルという作業が必要になるため、難易度は高めと言えます。

まず習得すべき言語

Webプログラミングに関係するプログラミング言語をいくつか紹介しました。

その中でもまず第一に習得すべき言語は、HTMLとCSSです。習得の難易度も低いですし、Webサービスを作るために必ず必要になるからです。

HTMLとCSSの学習を終えたら、Webアプリ開発をできるようになりたいならPHP、Webサイト作成をできるようになりたいならJavaScriptがおすすめです。

どちらも、学習難易度がそれほど高くない上に、実務の現場でよく使われる言語です。そのため、習得するべきだと思います。

また、この他にもプログラミング言語にはたくさんの種類があります。Webプログラミングに限らず、色々なプログラミング言語を知りたい!という方はぜひ参考にしてみてください。

おすすめの学習方法は?

パソコンを打つ手

Webプログラミング習得のためにおすすめの学習方法をいくつか紹介します。

独学

まずは、独学で習得する方法です。

プログラミングを独学で習得するなら、参考書かWebサイトでの学習がおすすめです。それぞれ、詳しく説明していきます。

参考書

プログラミングに関する参考書は数多く販売されています。

参考書での学習でのメリットは、次のようなことが挙げられます。

  • 費用が抑えられる
  • 様々な分野・レベルの参考書がある
  • 体系的な知識が習得できる
  • 自分のペースで学習できる

しかし、プログラミングの挫折率は非常に高いことで知られています。特に参考書によっては内容が難しすぎたり、分かりにくかったりするので初心者の方だと途中でやる気をなくしてしまうかもしれません。

また、参考書での学習はインプット中心になりやすいので、アウトプットもしっかり行うことを意識しましょう。

こちらの記事で、初心者向けのプログラミング学習の参考書を紹介しておりますのでぜひ参考にしてみてください。

Webサイト

近年、プログラミング学習をするひとは増えてきています。そのため、数多くの質の高いプログラミング学習サイトが登場してきています。

Webサイトでの学習のメリットは、次のようなことが考えられます。

  • 費用が抑えられる
  • 現役のエンジニアの授業や質の高いカリキュラムが受けられる
  • Web上で簡単にプログラミングができる
  • 自分のペースで学習できる

一方で、Webサイトで学習しただけではエンジニアとして活躍できるほどの知識や経験が手に入るともいえません。Webサイトで習得した技術を使って、自らサービスを作るくらいの意欲的な学習が求められます。

とはいえ、初心者の方が学習を始めるのにWebサイトは最適だと思います。こちらの記事で、おすすめのWebサイトをまとめておりますので参考にしてみてください。

プログラミングスクール

次におすすめの学習方法は、プログラミングスクールに通うことです。

プログラミングスクールでプログラミングを学習することのメリットは次のようになります。

  • 短期間で効率的にプログラミングを習得できる
  • 現役のエンジニアから教えてもらえる
  • 質問対応サービスがある
  • 就職・転職サポートや案件保証がある

(※一般的なスクールに当てはまることであり、全てのスクールでこれらのサービスが提供されているとは限りません)

一方で、プログラミングスクールは費用が高く、一定の学習時間の確保が必要になってきます。そのため、まずは、独学でプログラミング学習を始めてみて、自分にプログラミングは向いているか、本気でプログラミングを習得したいと思っているか等を確認してみてもいいかもしれません。

初心者の方におすすめのプログラミングスクールは、こちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はWeb、プログラミングとはという話から始まり、最後にはおすすめ言語や学習方法まで触れてきました。

プログラミングを学習する中で、見慣れない言葉が多く出てくるかと思いますが、1つずつ調べて自分の知識にしていきましょう!また、プログラミング関連の用語の定義は曖昧なものも多いので、気にしすぎないのも肝心です。

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