フリーランスエンジニアになると名刺を作るべき!どんな内容がいい?

必要な項目と最重要事項は?フリーランスエンジニアの名刺フリーランス

古くからビジネスマンなら誰もが活用している営業ツール、それが「名刺」です。
もしあなたが、フリーランスエンジニアとして自分を売り出したいのであれば、名刺を作って普段から持ち歩いておくことをおすすめします。
とはいえ、フリーランスエンジニアとして仕事をする際には、どんな名刺を持っていればいいのでしょうか?

詳しい名刺の内容や、名刺をどうやって作ればいいのか?などについて、この記事でしっかりとまとめていきます。
この記事を最後まで読んで頂ければ、フリーランスエンジニアの名刺について、きちんと理解できるでしょう。

フリーランスエンジニアには名刺が重要!

名刺を手に持っている写真

フリーランスエンジニアには「名刺」は必須アイテムです。
というのも、フリーランスエンジニアになった場合、自分で自分の事をアピールして、仕事を獲得し続けなければいけません。
自分を必要としてくれるクライアントがゼロになってしまうと、収入もゼロになってしまうのが、フリーランスエンジニアだからです。

そのクライアントを獲得するための、効果的な営業ツールが名刺なのです。
初対面の人に、自分がどんな仕事をしている人なのかを理解してもらうには、名刺が最も手っ取り早いツールです。
どこでもすぐに提示できますし、一目でどんな素性の人かを理解してもらえます。
逆に、名刺交換をするような場面に出くわした時、自分だけが名刺を持っていないと、ちょっと気まずい雰囲気になってしまう可能性もあります。

フリーランスエンジニアの名刺に必要な項目とは?

名刺入れの写真

そんなフリーランスエンジニアに必須の名刺ですが、具体的にどんな項目を記載しておけばいいのでしょうか?主に名刺に記載しておくべきことを、いくつかまとめてみたのでご紹介していきます。

名前(屋号)

名刺には、「自分の名前」を最も目立つように記載しなければいけません。
あなたの名前を覚えてもらう事が、名刺の最も大きな役割です。
そのため、必ず自分の名前は誰が見ても分かるように、大きく記載しましょう。

フリーランスエンジニアとして活動している場合は、開業届を出しているはずです。
開業届で屋号を決めている場合は、名前と併せて屋号を記載するのもおすすめです。
名刺を渡した相手に、あなたの名前を覚えてもらいやすい状態になるようにするのが大切です。

肩書・資格など

名刺には「肩書きや資格など」を記載する必要があります。
例えば「プログラマー」「webエンジニア」「ライター」などの肩書きを書くことが出来ます。

その他、「情報処理安全確保支援士」などの資格を保有している場合は、あわせて記載をしておくといいでしょう。
資格を保有していることは、自分をアピールするうえで大きな武器になりますし、仕事を発注してもらうきっかけになるかもしれません。

開業届で「屋号」を決めている場合には、「○○代表」などと記載してもOKです。
屋号があれば、たとえ一人で活動していても「代表」という表記をしても問題ありません。

肩書きや保有資格を記載することで、あなたがどんなフリーランスエンジニアなのかを相手に伝えやすくなります。

住所

名刺に是非とも記載しておきたいのが「住所」です。
住所を記載している名刺と記載していない名刺であれば、圧倒的に住所が記載されている名刺の方が、信用度が高いです。

確かに、実際に暮らしている自宅の住所を掲載すると、危険な目に合う事もあるかもしれません。
そういったことが怖いと感じるのであれば、シェアオフィスやレンタルオフィスなどを契約して、そこの住所を記載してもいいでしょう。
住所が載っているだけで、きちんとした経営を行っていると感じてもらえます。

その他、バーチャルオフィスを記載する方法もあります。
バーチャルオフィスとは、実際にあなたが使っている住所ではなく、郵便物などの受け取り場所として活用する架空の住所です。
バーチャルオフィスに届いた郵便物を、本当の住所のところに転送されるように設定しておいて、活用します。
バーチャルオフィスを記載していれば、あなたのプライベートが危険にさらされることはありませんが、そのことが発覚した場合には、先方から信頼を失ってしまう危険もあります。

実際に詐欺集団がバーチャルオフィスを設けて、詐欺に使われてしまうケースもあるのです。

電話番号

名刺を作る際には「電話番号」を記載しておきましょう。
名刺を渡した相手が、あなたに連絡をしようとした際に、どこに連絡すればいいのかがすぐにわかるようにするためです。

オフィスを構えている場合であれば、固定電話を記載し、携帯電話だけしかないのであれば、携帯電話を記載します。
住所のみの記載で済ませるよりも、電話番号を載せておくと、より営業活動の成果が出やすくなります。

メールアドレス

もし、電話番号も住所も記載することが難しいのであれば、必ず「メールアドレス」だけでも記載することをおすすめします。

メールアドレスを載せていれば、メールからクライアントと連絡を取るきっかけになり、仕事の受注に繋がります。
ただし、出来る事であれば「フリーメール」は使わないようにしましょう。

フリーメールのみしか持っていないフリーランスは、多少信用度が下がってしまいます。
プロバイダなどから配布される、メールアドレスを記載して、信用できるフリーランスだと持ってもらう事が大切です。

自社サイトのURL

もしあなたが、自分で運営しているサイトがあるのであれば、そのURLも記載します。
自分で作ったサイトを見てもらうだけでも、あなたの能力をPRすることに繋がりますし、普段からどんな活動をしているのかを先方の企業に認識してもらえます。

とはいえ、エンジニアで自分のウェブサイトを持っている人は少ないでしょうから、無理にウェブサイトを立ち上げる必要はありません。
Webデザイナーなどの職種で自己アピールをしたい場合のみ、ウェブサイトを活用してPRしましょう。

SNSアカウント

殆どの人は自分のSNSアカウントを持っているはずです。
もし、そのアカウントが「エンジニアとしての投稿しかしていない」のであれば、アカウントIDを載せるのもおすすめです。

SNSは誰もが閲覧しやすいツールなので、気軽にアクセスしてもらえるでしょう。
「Twitter」「Instagram」「Facebook」などがその一例です。
自分で何らかの動画投稿をしているのであれば「YouTube」のアカウントを載せてもOK。

ただし、プライベートの投稿をしているSNSアカウントは名刺に記載しない方がいいです。
あなたが危険にさらされてしまうケースもあるかもしれません。

フリーランスエンジニアの名刺の中で最も重要なことは?

机の上にパソコンや小物が置いてある写真

フリーランスエンジニアとして名刺を作る際に、最も重要なことはどんな事なのでしょうか?ポイントをいくつか絞り込んでみたので、この辺りに気を付けて名刺を作成してみましょう。

どんな職種なのかをハッキリさせること

フリーランスエンジニアの名刺を作る際には、「どんな職種なのかをハッキリさせること」が大切です。
フリーランスエンジニアといっても、いくつかの職種に分けられます。

  • webエンジニア
  • プログラマー
  • webデザイナー
  • webライター

自分はどんな仕事を専門に請け負っていて、どんな強みを持っているのかが、名刺を見ただけで分かるようにしておくと、クライアントとして契約してもらえる可能性は高まります。

名刺を受け取った人も、人材が必要になった時にあなたの名刺を思い出してくれるかもしれません。
その他、名刺に職種を書いておくと、名刺を渡した相手からあなたを必要としてくれる知人を紹介してもらえる可能性もあります。
パッと一目でどんな職種の人なのかが分かることは、名刺の中でもかなり重要なのです。

電話番号やメールアドレスは絶対必要

名刺を作る際に、「電話番号やメールアドレスは記載必須」です。
電話番号やメールアドレスが載っていなければ、後から思い出してあなたのところに連絡を貰える可能性はゼロになります。

名刺を交換した際に、いきなり「契約しましょう」という人はほぼいないでしょうから、後日あなたのことを思い出して、連絡を貰えるような名刺でなければいけません。
いつでも連絡が受け取れるよう、電話番号やメールアドレスは必ず記載しておいてください。

もし電話番号を載せるのが怖いと感じる場合には、メールアドレスは必ず記載しましょう。
電話番号を載せた方が、相手の信用は高まりますが、個人情報なのでいたずらが怖い事もあります。
メールアドレスであれば、直接何らかの被害を受けることは少ないでしょう。

住所が載っていることも大切

名刺には「住所」が載っていると、さらに相手の信用度が高まります。
住所を載せているということは、開業届を出しきちんとした事業を展開していると思われるためです。

住所が載っていない名刺だと、どうしても「この人は最後まで責任を持って仕事をこなしてくれるのか?」と不安になってしまうクライアントもいます。
どこに事務所を構えていて、どんな人なのかが分かりにくいためです。

事務所の住所を記載してあれば、急に仕事を途中で放り出して逃げられる心配も与えずに済むでしょう。
自宅の住所を記載するのが怖いのであれば、レンタルオフィスやシェアオフィスを借りて、そこの住所を記載しましょう。

その他、前述した「バーチャルオフィス」という考え方もありますが、何かの問題が発生した際にきちんとした対応が出来なくなる可能性もあるため、あまりおすすめしません。

出来ることであれば、プライベートとは関係のない仕事用のオフィスの場所を記載できることがベストです。

フリーランスエンジニアの名刺はどうやって作ればいいの?

パソコンと、浮かび上がるクエスチョンマーク

ここまでで、フリーランスエンジニアの名刺には、どんなことを記載すればいいのかをご説明してきました。
これらの項目を載せた名刺は、どうすれば作れるのでしょうか?大きく分けて以下の2通りの方法があります。

  • 自分で手作りする方法
  • 印刷業者に依頼する方法

それぞれの方法の違いや、メリット・デメリットなどを解説しておきましょう。

自分で手作りする方法

1つ目の方法は「自分で手作りする方法」です。
自分で手作りする方法は、家庭用のプリンターで作成できる専用の「名刺用紙」を購入して自宅で印刷する方法になります。

メリットとしては、印刷用紙代だけで作れるので、費用をかなり安く抑えられることと、自分の好きなレイアウトに決めやすいということです。
印刷用紙を購入すると、専用のソフトやテンプレートが付いているため、簡単にデザインも決めやすいでしょう。

デメリットとしては、うまく作らないと安っぽい名刺になってしまう事です。
どんなにうまくデザインしても、最終的に印刷をするのが家庭用のプリンターなので、仕上がりのクオリティに限界があります。
もし、自宅でハイクオリティな名刺を手作りしたいのであれば、名刺を印刷するためのプリンターを買うのがおすすめですが、逆に購入にお金がかかるため、金銭的な負担は増えてしまうでしょう。

名刺の出来にあまりこだわらないのであれば、この方法でもいいですが、やはりプロの印刷業者に任せた方が、仕上がりはきれいです。

印刷業者に依頼する方法

2つ目の方法は「印刷業者に依頼する方法」です。
この方法は、印刷業者と連絡を取り、打ち合わせをして名刺を作成してもらう方法になります。
とはいえ、近年ではオンラインで名刺の作成依頼を請け負っている企業も沢山あるため、面倒くさい打ち合わせなどはありません。
テンプレートなどが用意されていて、そこに必要項目を当てはめていくだけで、誰でも簡単に名刺の印刷依頼が可能です。
さらには、数百枚の少ない枚数から作成依頼も出来るケースが多いため、この方法をとるフリーランスエンジニアは非常に多いです。

メリットとしては、クオリティの高い名刺が作れることです。
やはり、プロが作る名刺なのできちんとした名刺が作成可能です。

デメリットとしては、自宅で印刷するよりも少しだけ費用がかかることでしょう。
とはいえ、オンラインで印刷業者に依頼した場合は、100枚を数千円で作れることも多いので、そこまでの出費にはならないでしょう。

PhotoshopやIllustratorファイル形式でデザインの要望を出せる業者も沢山あるので、自由度の高い名刺も作れるようになってきています。

まとめ

というわけで、今回は「フリーランスエンジニアになると、名刺は作った方がいいのか?」ということについて、詳しく解説してきました。
フリーランスエンジニアになった際には、名刺を持っておくことは重要なことになってきます。
名刺を持っておくだけで、営業活動をスムーズにこなせるでしょう。

もし、あなたがフリーランスエンジニアになるのであれば、ご紹介したような方法で名刺を作ることをおすすめします。独立することがある程度決まっているのであれば、すぐにでも準備を始めてしまいましょう。

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