フリーランスのwebデザイナーってどんな仕事?未経験でも大丈夫?

フリーランスのWEBデザイナーって?未経験からでも目指せますフリーランス

近年増えてきているIT系のフリーランス。

その中でも特に人気な仕事に「webデザイナー」が挙げられます。

とはいっても、webデザイナーはどんな活動をするのか、どういったスキルが必要なのか、詳しく知っている人は少ないでしょう。

本記事ではフリーランスのwebデザイナーの仕事内容や年収、未経験の方が目指すために必要なスキルまで詳しく紹介していきます。

フリーランスのwebデザイナーが気になる方、ぜひ最後までご覧下さい!

フリーランスwebデザイナーとは?

作業するwebデザイナーの写真

フリーランスwebデザイナーとは、企業に属さず自分自身のスキルや知識を武器に活動しているwebデザイナーのことです。

企業に属していないため、営業活動や報酬に対する請求など、様々な作業を自分自身でする必要があります。

しかしその分、時間や場所に囚われない生活や案件の自由な選択など、フリーランスでしか得られないメリットも沢山あります。

フリーランスwebデザイナーの仕事内容

フリーランスwebデザイナーの仕事内容は「クライアントに依頼されたwebサイトを構築する」ことです。

webサイトとは、同じドメイン化にあるwebページを集めて作られたサイトを指します。

ホームページや企業ブログなど、インターネット上の様々なものがwebサイトにあたります。

フリーランスのwebデザイナーがwebサイトを構築する際、以下の流れで仕事をします。

  1. 営業活動をして案件を獲得する
  2. クライアントにヒアリングを行う
  3. ヒアリングを元にwebサイトを制作する
  4. クライアントに納品後、請求書を作成する

企業に属したwebデザイナーの場合、営業は営業部が行うなど仕事が分割化されています。

フリーランスの場合は一連の流れを1人で行う必要があるため、webデザインの仕事の他、営業や書類作成などの作業も行う必要があります。

また3番のwebサイト制作は、webサイトデザイン後、webデザイナー自らコーディングする場合と、コーディングは外注する場合があります。どちらにせよ、クライアントの希望をwebサイトに落とし込むスキルが求められます。

この他にも、月々の経費計算や確定申告書類の準備などもフリーランスwebデザイナーの仕事に含まれます。

フリーランスwebデザイナーの年収

求人・転職サイトの「doda」によると、webデザイナーの平均年収は「363万円」となっています。「【163の職業別】平均年収ランキング 最新版

しかし、この調査結果は企業に属するwebデザイナーとフリーランスwebデザイナーが混ざったものです。

フリーランスエンジニア専用求人サイト「フリーランススタート」を見てみると、フリーランスwebデザイナーの募集案件は「月額20万円~60万円」と幅広く、年収に直すと「240万円~960万」となっています。「フリーランスエンジニア向けIT求人・案件サイト【フリーランススタート】

さらに個人が知識やスキル、経験を売るサイト「coconala」では、webサイトのデザイン1件あたり「1万円~12万円」、ホームページ制作1件当たり「5万円~40万円」となっています。「ココナラ – みんなの得意を売り買い スキルマーケット

このように、フリーランスwebデザイナーは個々の言い値で価格が決まるため、年収にバラつきが見られることが分かります。

フリーランスでも実力がある場合は1000万円近く稼げることもあり、一般的なwebデザイナーの平均年収363万円を大きく上回ることも可能です。

フリーランスwebデザイナーとして他と差を付けて稼ぐためには、高い集客能力のあるwebサイトをデザインするスキル、コーディングまで一貫して行いスピード納品することができるスキル、企業に戦略アドバイスができるwebマーケティングの知識などがあると良いでしょう。

フリーランスwebデザイナーのメリット

親指をたてて微笑む男性の写真

フリーランスwebデザイナーのメリットは3つ挙げられます。

  • 時間や場所に縛られない
  • 案件の選択ができる
  • 働いた分だけお金が貰える

時間や場所に縛られない

フリーランスのwebデザイナーは、企業に務めるwebデザイナーに比べて時間や場所に縛られません

webデザイナーの仕事内容から分かる通り、パソコンとインターネット環境さえあれば活動することができます。

クライアントとの打ち合わせも、先方が許せば「ZOOM」や「Skype」といったネット環境で動作する会議ツールを使えば良いのです。

また自分で適切にタスク管理して納期さえ守ることができれば、1日8時間で週5日労働する必要もありません。

案件の選択ができる

フリーランスのwebデザイナーは、自身で請け負う案件を選択することができます。

お世話になっている取引先の案件、報酬の高い案件、自分のスキルが活かせる案件など、案件の選択権は全て自分自身にあるのです。

企業勤めのwebデザイナーの場合はそうはいかず、理不尽な仕事や管轄外の仕事をふられても作業をするほかありません。

フリーランスwebデザイナーはそういったストレスから開放され、働くことができます。

しかし、案件が選択できるのは一定の実績があるフリーランスwebデザイナーに限った話です。

活動し始めたばかりの頃は、実績がないため案件の選択肢が少なく、取れた仕事をひたすらこなすこととなるでしょう。

仕事が安定するようになってから案件を選べるようになる、ということを注意しておきましょう。

働いた分だけお金が貰える

フリーランスwebデザイナーは、自分が働いた分だけお金を貰うことができます。

フリーランスになると、報酬や案件数を自分自身で決めることができます。

「勉強をしてスキルアップし1案件当たりの単価をアップする」ことも「とにかく請け負う案件数を増やし数を稼ぐ」ことも可能です。

どちらにせよ自分が努力し働いた分、目に見える形で報酬が増えます

企業勤めでは給与は会社の経営層や上司が決めるため、働いたからといって貰えるお金が増えるとは限りません。

その点フリーランスwebデザイナーは自分の力で稼いでいるという実感が増え、webデザイナーとしてのモチベーションの維持にも繋がります。

フリーランスwebデザイナーのデメリット

腕を組み苦々しい顔をする男性の写真

フリーランスwebデザイナーのデメリットは3つ挙げられます。

  • 収入が安定しない
  • 常に営業が必要
  • 自己管理が大変

収入が安定しない

フリーランスwebデザイナーは、収入が安定しない点が最大のデメリットといえます。

特に駆け出しの頃は、思ったように仕事がとれない、スキルが足りず納品スピードが遅い、といった理由でほとんど収入がないこともザラです。

安定した収入が得られるようになっても、突然の病気など何らかの原因で働けなくなった場合、収入は途絶えてしまいます。

フリーランスwebデザイナーとして生活するには、収入が途絶えた場合の手立てをあらかじめ考えておき、長期的なライフプランを練っておく必要があるのです。

常に営業が必要

フリーランスwebデザイナーは常に営業活動していく必要があります。

webデザイナーとして有名になり企業の方から多数のオファーが来る、このようなフリーランスは全体の一握りです。

案件をこなしている間に次の案件を獲得しておかないと、案件と案件の間に空白の期間ができてしまいその期間は無収入となります。

案件獲得のためには、企業への直接営業、求人サイトやクラウドソーシングサイトで募集されている案件へ応募するなどの方法があります。

他にもSNSやブログ等で情報発信を行うなど、考えられる営業窓口は全て持っておいた方が良いでしょう。

自己管理が大変

意外かもしれませんが、フリーランスwebデザイナーがつまづくポイントとして自己管理ができないことが挙げられます。

企業勤めのwebデザイナーの場合、請け負う案件数やスケジュールは、チームで決めて全体のマネジメントをチームリーダーが管理する場合が多いです。

しかしフリーランスwebデザイナーの場合、実務からマネジメントまで自分で行う必要があります。

収入面の不安から案件数を取りすぎた、請求書作成や営業活動に思ったよりも時間を取られて納品期日に間に合わない、自己管理ができずこういった状況に陥るフリーランスwebデザイナーも多いです。

フリーランスは信用第一の働き方です。

「納品に間に合わない」「レベルの低い納品物を提出する」こういった事態に陥らないように、特にフリーランスになりたての頃は余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。

未経験からフリーランスwebデザイナーになれるのか?

パソコンと仕事道具の写真

未経験からフリーランスwebデザイナーになることは可能です。

なぜ未経験でもなれるのか、理由は2つあります。

  • 学習するための環境が整っている
  • フリーランスが案件を獲得するためのサービスがある

それぞれの理由について解説していきます。

学習するための環境が整っている

日本において、webデザイナーになるための学習環境は整っているといえます。

無料で見ることができるYouTube動画や実際に活動しているwebデザイナーのブログ、webデザイナー関連の書籍や、スクールや勉強会など、様々なコンテンツを通してwebデザイナーになるための学習をすることができます。

パソコンとインターネット環境、そしてやる気さえあれば、今すぐにでもwebデザイナーになるための勉強を始めることができるのです。

フリーランスが案件を獲得するためのサービスがある

フリーランスが案件を獲得するためのサービスは沢山あります。

ITのフリーランス専用の求人サイト「フリーランススタート」や、クラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」、スキルを自由に売ることができるサイト「ココナラ」など、こういったサービスを活用することで企業に属さずとも個人で案件を取ることは十分可能です。

他にもSNSやブログ等を使い、情報発信を常に行うことで思わぬ案件が舞い込んでくることもあります。

インターネットが普及している現代において、フリーランスwebデザイナーが案件を獲得する方法は多岐に渡ります

フリーランスはとにかく自分で動いてみること・試してみることが大切なのです。

フリーランスwebデザイナーに必要なスキル

微笑む女性の写真

フリーランスwebデザイナーに最低限必要なスキルは、以下の4つです。

  • コーディング力
  • デザイン力
  • 営業力
  • コミュニケーション能力

この他にも、webマーケティングやSEO、webアナリストなどの知識があれば、より重宝されるフリーランスwebデザイナーとなれるでしょう。

コーディング力

コーディングとはプログラミング言語を駆使して、コードを記述する作業です。

コーディングを外注するwebデザイナーもいますが、自身でコーディングできることでクライアントにより速く納品物を提出できる、クライアントとの打ち合わせをそのままwebサイトに落とし込むことができる、などのメリットがあります。

webサイト作成に必要となってくるプログラミング言語は主に、HTML・CSS・JavaScriptの3つです。

これに加えてPHPなどの開発スキルも加えることで、より需要のあるwebデザイナーになることができます。

それぞれのプログラミング言語については、後ほど詳しく紹介します。

デザイン力

webサイトは、ユーザーを集客するために作られるものです。

そしてユーザー集客において、webデザインの高さは重要なポイントです。

いくらwebサイトの中身が良くてもデザインがダメなら、目の肥えたユーザーが離脱してしまう可能性が高くなります。

「デザイン力は天性のもの」と思われがちですが、人間工学やUI/UXの知識、webマーケティングの知識等学習することでデザイン力は上げることができます

営業力

フリーランスで活動するからには、webデザイナーであっても営業力が必須となります。

より報酬が高い案件、より自身のスキルを活かせる案件を獲得するためには営業力を上げるしかありません。

営業力を上げるにはとにかく営業の数をこなし、経験を積む必要があります。

コミュニケーション能力

webデザイナーにとって、コミュニケーション能力は最も重要であるといっても過言ではありません

クライアントとの密なコミュニケーションにより、求めているものを汲み取ることができます。

そして自身の制作物をプレゼンする際も、コミュニケーション能力が必要です。

フリーランスwebデザイナーが習得するべき言語

コーディング風景の写真

フリーランスwebデザイナーが習得するべきプログラミング言語は4つあります。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • PHP

4つとも学習難易度が低い言語であるため、プログラミング未経験者でも独学で習得することも可能です。

ただしすぐにでもフリーランスwebデザイナーとして活躍したい場合、スクール等を利用して最速かつ確実に習得することをおすすめします。

HTML

HTMLは文章構造を形成する言語で、webサイトの骨組みを作る役割を持ちます

例えば「webデザイナーの仕事」というタイトルのwebサイトを作るとします。

その場合”<title>webデザイナーの仕事</title>”とHTMLで記述することにより、webブラウザがタイトルを認識することができます。

他にも見出しを作ったり段落を認識したり、HTMLはwebサイト制作において必須の言語となっています。

CSS

CSSはwebサイトをデザイン付けするための言語です。

HTMLで作ったwebサイトは、文章が並ぶだけの簡素なものになってしまいます。

ここにCSSで文字に色付けしたり、背景色を設定したりすることで、ユーザーが見やすいwebサイトへと生まれ変わるのです。

JavaScript

JavaScriptは動きのあるwebサイトを作るための言語です。

動きのあるwebサイトとは、ユーザーの挙動により表示内容が変わるサイトのことを指します。

例えばユーザーがクリックした場所に合わせて、ポップアップの表示を変えたり、お問い合わせフォームを作ったりと、よりユーザーのニーズにマッチしたサイト仕様にすることができるのです。

PHP

PHPはWeb開発に特化したプログラミング言語で、動的なWebサイトを作るために使われます。

上記3つの言語よりやや難しめではありますが、プログラミング言語全体でみれば習得しやすい言語です。

JavaScriptとの大きな違いは、データベースに接続できる点です。

PHPを利用することよって、データを活用したwebサイトを作ることができます。

まとめ

フリーランスのwebデザイナーは、企業に属さず自分の力で活躍するwebデザイナーです。

未経験でも必要なスキルを身に付けてコツコツと実績を積めば、必要とされるフリーランスwebデザイナーになることができるでしょう。

webデザイナーになるための勉強は、パソコンとインターネット環境さえあれば始めることができます。

少しでも興味があれば、行動してみてはいかがでしょうか?

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「未経験からフリーランスエンジニアにはなれない」

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そもそも、未経験から最短でフリーランスエンジニアになることはできないのでしょうか?
答えはNoです。正しいスキル・案件開発実績を身に付けることが出来れば、例えプログラミング未経験だった方であっても、フリーランスとしての活動を始められます。

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