働き方に対する考えが変化している中「フリーランス」に興味を持っている人も多いのではないでしょうか?
実際に「副業解禁企業」や「テレワーク推奨企業」の登場により、フリーランス人口は増加しています。
本記事ではそんなフリーランスのメリットやデメリット、フリーランスの仕事30選や未経験から目指すべきフリーランスの仕事まで、詳しく紹介していきます。
フリーランスって何?
中小企業庁と厚生労働省が2021年に出したガイドラインによると、フリーランスとは「実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者」と定義づけられています。「フリーランスとして安心して働ける環境を 整備するためのガイドライン」
しかしながらフリーランスは法令上の用語ではなく、あくまでその時々に位置付けられる概念のようなものです。
そのため上記ガイドラインからは外れますが、「副業ワーカー」や「実店舗を持つ自営業者」もフリーランスとされることもあります。
こういったことから現代社会におけるフリーランスとは「企業や組織といった特定の団体に縛られずに、自分のスキルによって自由に仕事を契約する働き方」といえるでしょう。
フリーランスのメリット
フリーランスのメリットとして、以下の5つが挙げられます。
- 働いた分だけ収入が増える
- 働く場所にとらわれない
- 自分の時間を持てる
- 仕事を取捨選択できる
- 人間関係のストレスが軽減できる
5つのメリットの根源にあるものは「自分で働き方を選択できる」ことです。
フリーランスが自ら働き方を選択することで、特定の団体に所属していては得られにくいメリットを享受することができます。
働いた分だけ収入が増える
フリーランスのメリット1つ目は、働いたら働いた分だけ収入が増えることです。
フリーランスが収入を上げる方法は「1案件あたりの単価を上げる」「案件数を増やす」の2種類あります。
2つ目の「案件数を増やす」に焦点を当てると、案件数を増やして働けば働くほど収入は増えることになるのです。
企業に属する会社員の場合、先月より案件数をこなしたからといって今月の給料に大した変化はないでしょう。
しかしフリーランスは自分が働いた分が目に見える形で還元されるため、労働に対するモチベーションを保つことができます。
働く場所にとらわれない
フリーランスのメリット2つ目は、働く場所にとらわれないことです。
フリーランスに代表される職業として「エンジニア」や「ブロガー」といったものがあります。
この2つの職業には「パソコンとインターネット環境さえ整っていれば、働く場所はどこでもいい」という共通点があります。
最近では「ノマドワーカー」という言葉も生まれ、これもフリーランスの働き方の1つです。
「ノマド」は遊牧民という意味を持ち、ノマドワーカーはその名の通り定住せずに様々な場所で仕事を行います。
フリーランスは自分で仕事の場所を選べます。
店舗を構えて仕事をしたい場合も自分が好きな土地を選べばいいし、そもそも身一つでいい、どういった選択をするかは自由なのです。
自分の時間を持てる
フリーランスのメリット3つ目は、自分の時間を持てることです。
フリーランスは自分で案件を取ってきます。
そのため、日々の稼働時間も自分のさじ加減次第となるのです。
近年、働き方への意識が変化してきており「自分の時間を増やし、プライベートを大切にしたい」といった考え方の人も多くなってきています。
「自分の時間は自分のもの」と意識しながら働けるフリーランスは、現代の働き方に合っているといえるでしょう。
仕事を取捨選択できる
フリーランスのメリット4つ目は、仕事を取捨選択できることです。
自分の得意なスキルを披露できる案件のみ受注することもできるし、未経験の分野の案件をあえて受注して勉強することもできます。
企業に所属する場合、割り振られた仕事を拒否することはほぼ不可能でしょう。
この点も自由に働き方を選択できる、フリーランスならではのメリットといえます。
人間関係のストレスが軽減できる
フリーランスのメリット5つ目は、人間関係のストレスが軽減できることです。
企業に所属する場合、取引先や上司・部下との関係など様々な関係性を保ちつつ仕事をしなければいけません。
一方フリーランスは基本的に個人で活動するため、必然的に人間関係で悩むことが少なくなるのです。
しかし「フリーランスは人と全く関わらなくていい」という訳ではないことに注意して下さい。
クライアントや同業者との関わりは、程度の差はあれどフリーランスにも発生します。
企業に所属する場合との大きな違いは「人間関係を自分で選べる」ことです。
クライアントと合わなければフェードアウトしたり、同業者でもお互いに助け合える人達と関わり合いを持てば良いのです。
フリーランスのデメリット
フリーランスのデメリットは5つ挙げられます。
- 収入が不安定
- 健康保険や国民年金が貧弱
- 社会的な信用度が低い
- 確定申告など各申請を自分で行う必要がある
- 有給休暇や保証がない
企業勤めの方に比べてフリーランスは、享受できる法的な救済措置や保護が少ないです。
自由に働ける分、様々な責任について自分で対処しなければなりません。
収入が不安定
フリーランスの最大のデメリットとして、収入が不安定なことが挙げられます。
企業勤めの場合「今月の給与は先月の半分だった」こんなことはまずないでしょう。
しかしフリーランスにおいては、こういった事態は十分にあり得ることなのです。
ほとんどの企業は月給制や年俸性など、ある程度の給与は保証されています。
フリーランスは案件が取れない、何らかのトラブルがあり報酬が回収できない、といった場合収入は減ってしまいます。
収入が減ってしまう不安から案件を取りすぎてパンクしてしまうフリーランスもいるため、安定的な収入が保証されていないフリーランスは非常に厳しい面もあるのです。
健康保険や国民年金が貧弱
フリーランスの健康保険や国民年金は、企業のものに比べて貧弱であることが現状です。
会社員の場合、健康保険は会社と折半で払うため負担も半分になります。
一方フリーランスの場合、保険料は全額自己負担となるため負担も大きくなります。
年金について、会社員の場合厚生年金と国民年金の2種類受け取ることができます。
しかしフリーランスの場合、国民年金のみの給付となります。
このように保険や年金が会社員に比べ貧弱であるため、フリーランスには月々の出費や老後の資金も含めた長期的な支出計画を立てる必要があるのです。
社会的な信用度が低い
フリーランスの社会的信用度が低いことは、有名ではないでしょうか?
会社員に比べてフリーランスは賃貸契約やクレジットカードの作成、住宅ローンの契約などのハードルが高いといわれています。
しかしながら、フリーランスが必ずしもそれらを教授できないという訳ではありません。
フリーランスとしての信用度を上げることで、信用問題をクリアすることは可能なのです。
コツコツと実績を積み上げる、積極的に情報発信するなど、フリーランスの活動証明として提示できるものを作っておくようにしましょう。
さらに近年ではフリーランスの増加と共に、フリーランス向けのクレジットカードや審査の緩い不動産なども登場していて、こういったサービスを受けることもできます。
確定申告など各種申請を自分で行う必要がある
確定申告など各種申請もフリーランスの仕事に含まれます。
確定申告とは、売上金に対する所得税を計算して申請する制度です。
会社員であれば経理部が申請処理を行ってくれるため、自ら税務署に出向く必要はありません。
一方フリーランスは、毎月の経費を計算して書類を作り、自ら申請しなければなりません。
確定申告の他にも開業届や請求書など、各種申請を自分で調べて作成する必要があります。
メインの仕事の他にもこういった雑務を行わなければいけないため、フリーランスは計画よりも忙しくなることが多々あります。
有給休暇や保証がない
フリーランスには、有給休暇といった保証はありません。
会社に所属していれば「病気になった」「お葬式に行く」といった予期せぬ事態が起きた際、有給休暇や各種保証を使って休日分もお金を貰うことができます。
フリーランスであればどんな理由であれ、仕事ができなくなれば収入はなくなります。
つまり保証は一切ないのです。
他にもフリーランスには、育児休業給付金や失業給付金といったものもありません。
不測の事態に対処できるように、フリーランスは余裕をもった人生計画を組む必要があります。
代表的なフリーランスの仕事30選
フリーランスの職種は多種多様です。
ここではフリーランスの代表的な仕事を5項目に分けて30個紹介していきます。
IT系
IT系とは、コンピュータやインターネットを駆使する仕事の分類です。
ビジネス化が急速に進む世の中で、IT分野は人手不足なことが多くIT系のフリーランスの需要は高まり続けています。
またパソコンとインターネット環境さえあれば仕事ができるものが多く、フリーランス人口も高い分野です。
プログラマー
プログラマーは、IT系のフリーランスに代表される職業です。
プログラマーは、コンピュータに対し指示を与える指示書を「プログラミング」します。
PHPやJavaといった様々なプログラミング言語を使って、アプリケーションやシステムを開発します。
プログラマーは、IT化が進む現代のまさに最先端を担う職業といえるでしょう。
システムエンジニア
システムエンジニアは、システム開発の設計や計画作り、指示出しまでを一貫して行う職業です。
システムエンジニアがプログラミングを行うこともありますが、職業内容はシステム設計などの上流作業となっているため、プログラマーとは別の職業です。
システムエンジニアにはプログラミング言語に加え、システム開発の手法やマネジメント業務など幅広い知識やスキルが求められます。
Webコーダー
Webコーダーとは、WebサイトをHTMLやCSSといった言語を使用してコーディングする仕事です。
基本的にWebサイトの体裁をプログラムするため内部システムを開発することはほとんどなく、IT系の職業の中では比較的難易度が低いといえるでしょう。
WebコーダーはSEOの知識を持っていることで、検索結果の上位に載るWebサイトを構築することができます。
そのためプログラミングの知識に加え、SEOの知識も求められます。
ゲームエンジニア
ゲームエンジニアとは、ゲーム開発に特化したエンジニアを指します。
ゲームと一言で表しても、オンラインゲームからスマートフォンアプリのゲームなど、様々な種類のゲームがあります。
ゲームエンジニアには、プログラミングの知識に加え「Unity」といったゲームエンジンや数学や物理の知識が求められます。
Webディレクター
Webディレクターは、Web系のコンテンツ開発のプロジェクトのマネージャーとして、チームをまとめ上げる仕事をします。
Webについて広い知識とマネジメント能力、クライアントやチームメンバーとのコミュニケーション能力など、Webディレクターには数々のスキルが求められます。
IT系のフリーランスにおいて、最もコミュニケーション能力や人脈が必要とされる仕事かもしれません。
クリエイティブ系
クリエイティブ系は自分のスキルやセンス、経験を元に様々なものを1から生み出す仕事の分類です。
近年、個人でもインターネットを通して作品を発表する機会が増えたこともあり、新たな需要が急上昇した分野でもあるといえます。
YouTuber
動画サイトYouTubeで様々な動画を配信することが、YouTuberの仕事内容です。
YouTubeにアップロードした動画には、企業から配信される広告がつきます。
その動画の再生回数に応じて広告宣伝費が支払われることで、YouTuberは生計をたてます。
YouTuberは動画の再生回数により報酬額が決まるため、視聴者に興味を持ってもらえるような動画を作らなければなりません。
そのため動画の作成力はもちろんのこと、革新的なアイディアがあるかどうかがフリーランスとして成功する分かれ目となります。
インスタグラマー
インスタグラマーの仕事内容は、写真共有SNSの「Instagram」に写真を投稿することです。
投稿内容は自分の日常からグルメや景色に特化したもの、企業から依頼された商品を紹介するなど様々なものがあります。
InstagramはYouTubeと違い、アプリから直接報酬があるわけではありません。
スポンサーについた企業からお金を貰ったり、自身のインフルエンサーの付加価値を高めることで他案件を貰ったりして生計をたてています。
カメラマン
カメラマンの仕事内容は、カメラを使って撮った写真を商品として販売することです。
近年ではWebサイトやブログが増えたことにより、サイトに載せられる著作権フリー画像のニーズが高まっています。
またインスタグラムなどの投稿サイトに載せる「SNS映えする写真」も必要とされており、カメラマンの需要は高いといえます。
動画編集者
動画編集者の仕事内容は、YouTube動画などを編集することです。
近年YouTuberが増えてきたことにより、動画編集者の需要も急激に増えていってます。
クラウドソーシングサイトにも動画編集の案件は数多くあり、比較的仕事に困らない職業といえるでしょう。
動画編集はスキルや実力により大きく収入が変わるため、勉強して実績を積めば多くの収入を得ることができるかもしれません。
ライバー
ライバーとは、ライブ配信用のアプリやサイトを通じてネット上で生配信を行う配信者です。
ゲーム配信や雑談、占いやVTuberまで配信内容には様々なジャンルがあり、ライバー自身のスキルを活かした配信を行うことができます。
ライバーが報酬を得る方法はリスナーからの投げ銭であり、いかにファンをゲットすることができるかが大きく稼ぐ鍵となります。
デザイン系
デザイン系は自身のセンスや技術を元に、様々な媒体をデザインする仕事の分類です。
BtoCビジネスにおいて、商品やサービスのデザイン性は重視されており、デザイン力の高いフリーランスは非常に重宝されます。
Webデザイナー
Webデザイナーの仕事内容は、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインを考案・制作することです。
Webサイトのデザインはユーザーがサイトから離脱するのを防ぐなど、ネットビジネスにおいて重要な役割を持ちます。
そのためユーザビリティの高いWebサイトをデザインできるWebデザイナーは重宝され、年収も高くなる傾向にあります。
Webデザイナーはコーディングを担うこともあるため、HTMLやCSSといったプログラムのスキルもあると良いでしょう。
CGデザイナー
CGクリエイターとは、CG(コンピュータグラフィック)を制作する職業です。
対象のCGモデルを組み立てるモデラー、CGモデルにアニメーションを設定するアニメーター、特殊効果を加えるエフェクトアーティストなど、細かい分類がありますが総称してCGクリエイターと呼びます。
CGクリエイターはチームで動くことが多いため、CG制作能力に加えコミュニケーション能力も必要となってきます。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーとは、様々な媒体のデザインをする職業です。
具体的には新聞の広告やポスター、商品パッケージなどの紙媒体、Webサイトの広告や所品画像などのWeb媒体などが挙げられます。
グラフィックデザイナーはAdobeやIllustratorといったソフトウェアを利用してデザインすることが多いため、パソコンのスキルも必要です。
イラストレーター
イラストレーターとは、様々な媒体にクライアントから依頼された趣旨に合ったイラストを提供する仕事です。
Webサイトに挿入する画像やゲームのキャラクター、本や雑誌の挿絵などイラストレーターの活動の幅は多岐に渡ります。
イラストレーターは、有名な作家であれば独自のイラストが求められますが、多くはクライントの意向に沿うイラストを求められます。
UI/UXデザイナー
UI/UXデザイナーは、ユーザーにとって最適なシステムやビジュアルをデザインすることが仕事です。
UIはUser Interface(ユーザーインターフェース)の略で、ユーザーにとって使い勝手の良いサービスをデザインします。
UXはUser Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略で、ユーザーがサービスを使ってプラスの感情を得られるサービスをデザインします。
ライター系
ライター系は、様々な媒体に文書を提供する仕事の分類です。
個人で活動できる仕事が多いため、フリーランスで活躍している人も多い業種となっています。
ブロガー
ブロガーは自身のブログに記事を投稿することで、報酬を得る仕事です。
ブログの内容は日記から雑学まとめ、ライフハックに特化したものまで多岐に渡ります。
ブロガーが収益を得る方法は、アフィリエイト収入か広告収入の2種類あります。
月数百円とほとんど稼げていない人もいれば、月数百万と大きく稼いでいる人もいて、収入に大きな差があることが特徴です。
アフリエター
アフリエイターのはアフィリエイト広告で商品を紹介し、それらが購入された時に報酬を得ている人を指します。
アフィリエイターにも細かく分類があり、ブログやWebサイトにアフィリエイト広告を載せる「サイトアフィリエイター」、メルマガにアフィリエイト広告を載せる「メルマガアフィリエイター」などがあります。
最近はSNSで商品を紹介するSNSアフィリエイトもあり、アフィリエイターの活動の幅は広がりを見せています。
編集者
編集者の仕事は、本や雑誌の企画から編集まで行い作品を作り上げることです。
未経験者がフリーランス編集者として活躍することは難しく、大体の場合は企業で経験を積みスキルを培ってから独立するパターンが多いです。
コピーライター
コピーライターとは新聞やWebサイトなど、様々な媒体における広告のキャッチコピーを作成する仕事です。
商品のコンセプトに基づき多くの人の心に刺さるような「キャッチーな文書」を生み出すことが求められます。
翻訳家
翻訳家の仕事内容は、様々な言語を翻訳して文書にすることです。
翻訳家には高い言語能力に加え、翻訳元の文書が伝えたいことを汲み取る能力が求められます。
また、マニュアルや論文など専門的な知識が必要となることもあり、ある分野に特化した翻訳家の年収は高い傾向にあります。
コンサル系
コンサルとはクライアントの課題を明らかにし解決案を提示する仕事です。
ビジネスの当事者が「何が問題であるか分からない」といった事案は多あります。
ビジネスの専門家かつ第3者のコンサルに依頼することで、経営状況の改善や更なる企業の進歩を図ることがコンサルの目的です。
ITコンサルタント
ITコンサルタントの仕事内容は、ITを活用して課題解決を提案することです。
ITコンサルタントには、IT戦略を練ったり既存システムの見直しやシステムの最適化まで、ITを使ったありとあらゆる可能性を分析することが求められます。
IT技術はどんどんと進化していっています。
そのためITコンサルタントは常に勉強し続ける必要があり、向上精神やITへの関心がある人が向いているでしょう。
戦略コンサルタント
戦略コンサルタントの仕事内容は、企業の営業について、事業計画や新規事業立ち上げなどの提案を行うことです。
戦略コンサルタントは、会社の経営層の目線で仕事に取り組みます。
企業の今後の経営状況を左右するような課題に取り組むため、論理的思考に加え新たなアイディアを思いつくような思考能力も求められます。
Webコンサルタント
Webコンサルタントとは、インターネット上のビジネス戦略を組み立てるコンサルタントです。
WebコンサルタントにはWebの集客技術であるSEOや、アクセス数を解析するWebアナリストの知識やスキルが求められます。
DXコンサルタント
DXコンサルタントとは、経営の様々な問題をITを導入することで解決に導くコンサルタントです。
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で「ARやIoT、AIといった最新のITテクノロジーを駆使して革新的なビジネスモデルを生み出す」という意味があります。
日本政府においてもデジタル庁が設立予定など、DXの重要性は徐々に認知されており、DXコンサルタントの需要も今後高まりを見せると予想されます。
SEOコンサルタント
SEOコンサルタントとは、Web上のサイトやシステムに集客する貯めの提案を行うコンサルタントです。
SEOとはGoogleといった検索エンジンを使ったマーケティング戦略のことです。
SEOを駆使することで企業は広告費をかけずに集客効果を期待することができます。
接客系
接客系は、顧客に直接サービスや商品を提供する仕事の分類です。
人間対人間のビジネスのため、IT化が進んでも淘汰されにくい分野であるといわれています。
パーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーの仕事内容は、顧客とマンツーマンでトレーニングやダイエットの指導を行うことです。
パーソナルトレーナーと聞いてプロスポーツ選手のトレーナーを思い浮かべる人も多いと思いますが、最近はダイエットや健康管理目的の一般人を相手にしたパーソナルトレーナーも増えてきています。
美容師
美容師のフリーランスは年々増えており、最近では店舗を構えず顧客に指名された時のみ、他店舗の場所を借りるような形態も登場しています。
美容師には国家資格が必要なため、専門学校等で学んだ後に一定年数店舗での実績を積み、独立してフリーランスになるパターンが多いです。
占い師
占い師もフリーランスで人気の仕事です。
占い師は資格がなくても始められるため、フリーランスになるハードルは低いです。
しかし人気商売であるため、成功するには努力と共に人を惹きつける才能も必要となります。
スタイリスト
スタイリストとは、テレビや雑誌等の出演者が身に付ける衣装や小物を組み合わせて、コーディネートを提供する仕事です。
自分の好きなファッションテイストだけでなく、ユーザーの個性や求められる雰囲気などを汲み取る能力が求められます。
配達パートナー
配達パートナーとは、業務委託されて食品や商品を配達するフリーランスです。
人気な配達パートナーの仕事として「Uber Eatsの配達員」が挙げられます。
配達パートナーは荷物をピックアップして、お届け先まで運ぶため体力も必要です。
未経験者がフリーランスの仕事を選ぶ基準
フリーランスは「企業に就職しある程度の経験を積んでから独立する」というパターンが一般的です。
しかし中には、未経験からいきなりフリーランスで活躍する人もいます。
未経験からフリーランスとなる場合、仕事を選ぶ基準は以下の3つです。
- 仕事内容に興味が持てるか
- 学習環境が整っているか
- 将来性はあるか
仕事内容に興味が持てるか
フリーランスになると、自分一人で向上心を持って仕事に取り組んでいかなければなりません。
そのため仕事内容に興味が持てない場合、モチベーションを保てず苦労することになるでしょう。
自由に職業が選択できるフリーランス、せっかくなら興味のある仕事を選びたいところです。
学習環境が整っているか
企業の場合仕事内容を学習するための研修を用意してくれたり、先輩から学んだりする機会があります。
しかし未経験のフリーランスの場合、一から全て自分で学習する必要があります。
そのため学習コンテンツを入手することができる、身近にその道で活躍している人がいるなど、学習環境が整っていることは非常に大切なポイントです。
将来性はあるか
フリーランスには、仕事がなくなった際に受け取ることができる保障はほぼありません。
急速に変化している世の中、消えていく仕事も多いです。
仕事に将来性はあるか、これから先しばらくは生活できるか、自分のライフプランも鑑みて将来性のある仕事を選ぶことをおすすめします。
未経験からフリーランスを目指すならおすすめの仕事は?
独学でも必要な知識を身に付けることができる、かつ現状で収入の見込みがあるという選考基準で、未経験からフリーランスを目指す場合におすすめな仕事を3つ厳選しました。
- プログラマー
- Webデザイナー
- 動画編集者
プログラマー
IT分野では人材不足なことが多く、ネットで調べるとフリーランスプログラマーの募集案件を数多く見つけることができます。
そのためプログラマーは一定のスキルさえ身に付けてしまえば、常に何かしらの仕事にありつくことができるでしょう。
未経験からプログラマーになるには、プログラミングスキルを身に付ける必要があります。
プログラミングの学習には、書籍や動画、スクール、オンライン勉強会など様々な方法があり、未経験者でも学べる環境が整っています。
Webデザイナー
ネットビジネスの拡大も伴い、現在Webサイトの数は増え続けています。
そのため、Webサイトを設計するWebデザイナーの需要は増え続けているといえます。
WebデザイナーはWebマーケティングの知識、デザインの知識、HTMLとCSS、JavaScriptといったプログラミング言語の知識が必要となります。
いずれも書籍やスクールなど、数多くの学習材料が揃っているため、勉強しやすい環境が整っているといえます。
動画編集者
動画編集者はYouTubeの盛り上がりと共に、現在需要が高い仕事となっています。
動画編集者には、アドビやパワーディレクターといった動画編集ソフトのスキルや、クライアントのニーズを動画に落とし込む構成スキル等が必要となります。
これらの編集ソフトを使うには比較的高性能なパソコンが必要となるため、初期費用はやや高めです。
しかしパソコンと動画編集ソフトさえ揃えてしまえば、学習コンテンツもや仕事の案件が多いため、比較的簡単に稼げるようになるでしょう。
まとめ
以上、フリーランスのメリット・デメリットから代表的な仕事30個まででした。
フリーランスには様々な仕事がありますが、全てに共通していえることは「スキルアップし自分の付加価値を高めること」がフリーランスとして成功する鍵であることです。
フリーランスは自分の行動や選択次第で全てが変わってきます。
「自分の選択で仕事をしてみたい」このように考えている人は、フリーランスを目指してみてはいかがでしょか?