フリーランスエンジニアが海外で稼ぐための方法は?ポイントを解説!

フリーランスエンジニアが海外で稼ぐための方法は?ポイントや注意点、おすすめの国までご紹介!フリーランス

働き方が多様化していく中で、フリーランスエンジニアという働き方をされる方は、段々と増えつつあります。フリーランスエンジニアの魅力と言えばやはり、「案件によっては会社に出社しなくていいところ」だと言えるでしょう。

そこで今回は、フリーランスエンジニアになって「海外で働く時のポイントとは?」ということを、詳しく記事にまとめていきます。この記事を最後まで読むことで、あなたも海外で稼げるフリーランスエンジニアに一歩近づけるでしょう!

海外で稼ぐフリーランスエンジニアって?

ノートパソコンと男性

海外で稼ぐフリーランスエンジニアは、「外国の企業と取引をしているのか?」と思ってしまいがちですが、実はそうではありません。ただ単純に「仕事場所を海外に移しただけ」の方が非常に多いです。
つまり、取引しているのは日本の企業で、日本企業の案件を海外の仕事場から処理しているだけなのです。

このように説明すると、あなたも海外で稼ぐフリーランスエンジニアになれそうな気がしてきたのではないでしょうか?

それでは、次項から海外で稼げるフリーランスエンジニアが、どんなことを習得して海外移住しているのかを見ていきましょう。

フリーランスエンジニアが海外で稼ぐために必要なこととは?

ノートパソコンに入力する手

フリーランスエンジニアが海外で稼ぐには、どんなスキルが必要なのでしょうか?先に一覧にしてみました。

  • 日常会話レベルの英語
  • プログラミングの技術
  • 作業できるスペースとWi-Fi環境

海外でフリーランスエンジニアとして活動するためには、最低限でもこれを準備しておかなければいけません。
では、1項目ずつ詳しく解説していきましょう。

日常会話レベルの英語

フリーランスエンジニアが海外でお金を稼ぐためには「日常会話レベルの英語」ができなければいけません。
勘違いしないで頂きたいのは「本格的なビジネス英語はマスターしなくてもOK」だということです。あくまでも、海外の活動拠点で日常生活が出来る程度の英語が話せれば大丈夫です。

前述した通り、海外でフリーランスエンジニアとして生活したからと言って、海外の企業から仕事を請け負うわけではありません。あくまでも日本の企業の案件を、海外の作業拠点で処理するだけなので、仕事上のコミュニケーションは日本語で行います。

そのため、活動拠点の周りで現地の人とコミュニケーションが取れるくらいの英語スキルがあれば十分です。もし、海外の企業から仕事を受注したいのであれば、本格的なビジネス英語は必要になりますが、海外フリーランスになりたてのころは、特にそこまで考える必要はないでしょう。日本企業から頂ける仕事で、十分に生活することは可能です。

プログラミングの技術

2つ目のスキルとして「プログラミングスキル」が欠かせません。当たり前ですが、日本の企業から仕事を請け負って、その作業が問題なくこなせなければ収入には繋がらないので、必ず報酬を得られるだけのプログラミングスキルは身につけましょう。

フリーランスエンジニアになりたての頃は、日本国内で活動し、日本企業と契約を結んで収入を得ましょう。そして、受注できる仕事の量が安定し、貯金もある程度貯まってきたころに海外に移住するのがおすすめです。

それぐらいのプログラミングスキルがあれば、海外で作業をしても大きな障害にぶつかることはないはずです。もし、日本企業から発注された仕事をきちんとこなせないレベルなのであれば、まだまだスキル不足なので、まずはスキルを高めていきましょう。

作業できるスペースとWi-Fi環境

海外でフリーランスエンジニアとして生活するには「作業できる場所とWi-Fiが繋がった環境」も必須です。当たり前ですが、自分の住むところが無ければ、海外で生活は出来ません。いくつかの国に目星をつけて、実際に物件を見に行くといいでしょう。

もし、現地の不動産関係に詳しい知り合いなどがいれば、同行してもらうのがおすすめです。初めて行く国では、どんなところに注意して物件を見ればいいのかが分かりにくいです。

そういった時に、現地の環境に詳しい知人が同行してくれれば、物件の良し悪しを判断しやすいでしょう。また、何もわからない日本人が一人で契約をしようとすると、高確率で悪い条件の契約を交わされます。そうならないように、出来るだけ現地のことに詳しい人を探しておきましょう。

引っ越し先の物件が決まれば、あとはその物件にWi-Fi環境を整えて移住するだけなので簡単です。作業も自宅兼オフィスで行えばいいので、別途固定費がかかることもありません。

物件を契約する際には、必ずインターネットが使える物件なのかどうかを現地不動産屋に確認しましょう。後からトラブルになってしまわないよう注意が必要です。

フリーランスエンジニアが海外で稼ぐ方法とは?

マックブックとエンジニア

フリーランスエンジニアが海外でお金を稼ぐ方法は大きく分けて2つあります。

  • 日本企業の案件を受注する
  • 外国の企業と契約を結ぶ

この2つの方法です。それぞれ、どんな特徴があるのか簡単にご紹介しましょう。

日本企業の案件を受注する

1つ目は「日本の企業の案件を受注する稼ぎ方」です。これは、先程から記載している通り、海外に住んで、日本の企業から発注される仕事を海外の拠点でこなす方法です。

今まで日本でこなしていた仕事を、海外の自宅兼オフィスでこなすだけなので、特に国内のフリーランスと変わりはありません。実際に海外で稼いでいるフリーランスエンジニアの多くはこの稼ぎ方をしていているため、十分に生活をしていくことは可能でしょう。

多くの場合が「業務委託契約」を結んで仕事を受注する方式になっていて、1か月間の保守管理作業などで20万円の報酬に繋がるような案件が多いです。

外国の企業と契約を結ぶ

2つ目の稼ぎ方は「海外の企業と契約すること」です。
もし、日本国内の企業と契約をしていて、さらに活動の幅を広げたいと考えるのであれば、現地のIT関連企業と契約を結ぶのもアリです。

ただし、海外には日本人以上に優秀なエンジニアが沢山いる可能性もあるので、中々仕事を手に入れることは難しいかもしれません。意思の疎通が簡単にできるようにビジネス英語も習得しなければいけないので、フリーランスエンジニアとしてあまり経験がないうちは、かなり難しいでしょう。

現地の企業も、出来るだけスムーズに仕事をこなしてくれるエンジニアを探すはずなので、双方にとってあまりメリットはありません。

海外でエンジニア業務を行いながら、構築できたコネクションを利用して獲得できるのであれば、請け負ってもいいでしょう。しかし無理に海外企業に営業活動をするのは、ちょっと労力がもったいないかもしれません。

フリーランスエンジニアが海外で稼ぐ際の注意点

オフィスの画像

ここまでで、海外で稼ぐフリーランスエンジニアについて、多少理解は深まったのではないでしょうか?
この項では、フリーランスエンジニアが海外で稼ぐ際に注意しておかなければいけないポイントをまとめてみました。一体どんな注意点があるのか見ていきましょう。

物価が安い国を選んで移住する

1つ目のポイントは「物価が安い国を選んで移住する事」です。フリーランスエンジニアが海外移住する際のメリットとしては「物価の差を利用して固定費を下げられること」でしょう。つまり、せっかく海外に拠点を移すのに、日本よりも物価水準が高い国に引っ越してしまうと、引っ越すメリットがなくなってしまうのです。

フリーランスエンジニアは、どこにいても同じ作業が出来て、どこにいても日本企業から案件受注が出来るところが強みです。その強みを最大限に生かし、日本で生活するよりも裕福な生活をするために、日本よりも物価の安い国に移住しましょう。

ちなみに、東南アジアあたりに移住すれば、日本国内の1/3程度の固定費で生活をすることが可能です。日本で部屋を借りるよりも、豪華な部屋に住むことが出来るでしょう。

安定した収入が無いのに移住しない

2つ目のポイントは「安定した収入が無いのに移住しない事」です。フリーランスエンジニアの仕事は確かにどこに住んでいても、同じだけ稼ぐことが出来ます。とはいえ、仕事をきちんと終わらせて、毎月安定した報酬を得られなければ生活は一気に困窮してしまいます。

重要なのは、まずは日本国内でフリーランスエンジニアとして活動し、受注できる案件が安定し始めてから海外に移住する事です。エンジニア業を長く続けていれば、あなたに仕事を継続発注したいと言う企業も増えてくるはずです。

そういった企業が数社あれば、かなり生活は安定してくるので、それから移住を計画しても全く遅くはありません。収入の当てもないのにいきなり海外移住して生活に困らないようにしましょう。

ちなみに日本国内で活動していれば、フリーランスエンジニア向けのセミナーや勉強会にも出席できるので、分からない事を学んだり、最新の情報を得やすい環境が整えられます。十分なスキルや信用が無いままに海外に行くと、とんでもなく辛い想いをしてしまうかもしれません。

時差に注意する

3つ目のポイントは「時差に注意するということ」です。
フリーランスエンジニアとして海外で活動する際にも、基本的に仕事の取引先は日本企業になる可能性が高いと言えます。
そういった場合に気を付けなければいけないのが、時差です。
日本と比べた諸外国の時差は、これぐらいあります。

国名時差
タイ、インドネシアなど2時間
アメリカ13時間
イギリスなどヨーロッパ諸国6時間から7時間

例えば、アメリカに移住して日本の企業とやりとりをした場合、現地時間の昼間は日本の真夜中。つまり、連絡を取りたい時に取れない可能性が高いのです。

そういったことから、おすすめなのは「出来るだけ日本と時差が少ない海外に移住すること」。東南アジアの国々では、1時間から3時間程度の時差しかないため、連絡を取り合った際もスムーズにコミュニケーションをとることが出来ます。

日本国内で働いている時には、全く気にしない時差の事ですが、海外移住をする時には、かなり重要なポイントになります。

事前に就労ビザを取得する

4つ目のポイントは「就労ビザを必ず取得すること」です。当たり前ですが、観光のビザのみで海外に行きフリーランスとして勝手に仕事を始めることは違法行為です。
必ず、就労ビザを取得してから仕事を開始するようにしましょう。

就労ビザの取得は、各国ごとに取得の条件が異なるので、事前にどんな条件があるのかを調べて、申請を行うようにしてください。
就労ビザの申請時にポイントとなるのが、「専門性の有無」です。今までの学歴や経歴で、アピールできる事柄をまとめておくと申請がスムーズになるでしょう。

就労ビザの申請をいきなり自分一人で行うのは難しいかもしれないため、現地で既にフリーランスとして働いている人に相談をし、申請の流れを教わった方が間違いなく出来るかもしれません。

フリーランスエンジニアが海外で稼ぐメリット・デメリットとは?

エンジニアとノートパソコン

それでは、フリーランスエンジニアが海外で稼ぐことで、どんなメリットやデメリットがあるのかをまとめてみたので、簡単にご紹介していきましょう。

メリット

まずは、メリットからです。

  • 安い物価で裕福な生活を送れる
  • 海外の文化を体験できる

こちらが、メリットです。それぞれの項目について、詳しく見ていきます。

安い物価で裕福な生活を送れる

メリットの1つ目は「物価の安い国で裕福な生活が出来る事」です。

例えば、タイに移住して日本と同様の生活スタイルを維持しようとすると、40%から50%程度は固定費を下げられると言われています。どの程度の生活水準を維持するのかで、物価の差のメリットは異なりますが、東南アジアの国々に移住すると、多くの場合は安い固定費で裕福な生活が出来るでしょう。

逆に、あまりおすすめしないのが、日本より物価の高い国に移住することや、日本と同程度の物価の国に移住してしまう事です。
海外フリーランスエンジニアになった際の最大のメリットが、固定費を下げられることなので、日本と同程度の物価の国に行ってしまうと、メリットを全く享受できません。

おまけに日常会話も外国の言葉になってくるため、日本で生活するよりもストレスを感じやすくなってしまうでしょう。移住する予定の国の物価はきちんと調べてから、移住先を決定することをおすすめします。
事前に移住先の国を見て回り、現地の物価の状況をチェックしておくのがポイントです。

海外の文化を体験できる

メリットの2つ目は「海外の文化を体験できること」です。

世界には日本以外にも多くの国があり、多くの人種の方が暮らしています。もちろん、住んでいる地域で様々な文化が形成されていて、日本とは全く異なる文化も多いです。

そういった海外の文化を体験できることは、人間としての成長を促しますし、価値観を広げることにも繋がります。

海外の文化に慣れるまでは、一定の時間がかかるでしょうが、そこで見聞きする全てのことが、今後の人生に大きくプラスになっていくでしょう。

デメリット

逆に海外でフリーランスエンジニアとして稼ぐことのデメリットをご紹介していきます。以下の2点です。

  • 知り合いと離れての生活になる
  • 日本企業との時差がうまれる

こちらも、それぞれの項目を深掘りして解説いたします。

知り合いと離れての生活になる

1つ目のデメリットは「知り合いと離れて暮らさなければいけなくなること」です。

今まで実家で暮らしていた人にとっては、親や兄弟と離れて暮らすことになりますし、日本人の友人とも離れなければいけません。

その他、日本で同じようにフリーランス仲間として働く人とも離れることになるので、気軽に相談をする相手がいなくなります。日本国内で離れて暮らすよりも、さらに遠い関係になるため、一人が苦手な人にとっては、かなりハードルが高いかもしれません。

日本での知り合いと離れて暮らすのが辛い場合には、現地でフリーランスとして働く仲間を事前に見つけておくといいでしょう。SNSやオンラインサークルなどを探して、色々コミュニケーションを図るのがおすすめです。

日本企業との時差がうまれる

2つ目のデメリットは「日本との時差が生まれること」です。
前述した通り、日本と時差が少ない東南アジアの国々に移住したとしても、2時間から3時間の時差はあります。

時差があることによって、作業時間が変化してきたり、クライアントとリアルタイムのコミュニケーションが取れない場合もあるでしょう。このデメリットを埋めるためにも、出来るだけ日本と時差の少ない地域に移住をすることがおすすめです。

フリーランスエンジニアが活動するのにおすすめの国とは?

作業をするエンジニア

それでは、フリーランスエンジニアが海外で活動する際に、おすすめだと言われている国をいくつかピックアップしてきたので、見ていきましょう。

タイ

おすすめの国1か国目は「タイ」です。
タイは仏教の国で、人柄も良く気候も安定しているので移住するのにはおすすめです。

日本人のフリーランスエンジニアが多く暮らしている事でも有名で、現地でフリーランス仲間を作るにはピッタリの国でしょう。
物価も安く、固定費が日本と比べて40%以上も落とせる可能性があり、裕福な暮らしが出来ます。

マレーシア

おすすめの国2か国目は「マレーシア」です。
マレーシアも、日本より物価がかなり安い国なので、大変おすすめです。

プールやジムなどが付いたコンドミニアムを月々5万円程度で契約できるので、フリーランスとして働きながら、富裕層のような暮らしを体現できるでしょう。

また、マレーシアは長期のビザ取得が比較的簡単なので、フリーランスとして仕事をする地としてはかなり適しています。過ごしやすい気候で、年中快適に暮らすことが出来るはずです。

ジョージア

おすすめの国3か国目は「ジョージア」です。
ジョージアは東ヨーロッパに位置する国で、日本よりも物価が安い国だと言われています。

最大のおすすめポイントは、1年間ビザなしで長期滞在できることで、長期滞在している間に、様々な準備をすることも出来るでしょう。

さらには、現地の気温も日本とほとんど変わらないため、日本と同様の暮らしを実現しやすいという魅力があります。

西には黒海が広がり、東にはカスピ海があります。ヨーロッパの歴史的な街並みと、自然に囲まれてフリーランスエンジニア生活を送るには、格好の国かもしれませんね。

基礎知識に不安があればプログラミングスクールを受講しよう

プレゼンをする女性

このように、海外でフリーランスエンジニアとして働くと、様々なメリットがあります。
また、自分の価値感を変える意味でも、人として成長しやすいのではないでしょうか?

ただ、海外で稼げるフリーランスエンジニアになるためには、最低限度のスキルがあることが重要です。
もし、安定した収入を得られる程のスキルがまだないのであれば、プログラミングスクールなどを活用してスキルアップされることをおすすめします。

プログラミングスクールでは、今世の中で必要とされていることを網羅的に学習できます。プログラミングスクールで学び直すことで、あなたの収入も段々と安定してくる可能性は高いです。
無料でカウンセリングなども行ってくれるので、早速活用してみてはいかがでしょうか?

まとめ

というわけで、今回はフリーランスエンジニアが海外で稼ぐ方法について、詳しく解説してきました。ちょっと努力すれば、誰でも海外で稼ぐフリーランスエンジニアになることは可能です。

早速、気になる国をピックアップして、海外フリーランスデビューを目指してみることをおすすめします!

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プログラミング業界では長年これが常識として受け入れられていました。
また、「フリーランスになりたいなら、一回就職・転職しなさい」と言われ、フリーランスへの道を一旦諦める方も多いです。

そもそも、未経験から最短でフリーランスエンジニアになることはできないのでしょうか?
答えはNoです。正しいスキル・案件開発実績を身に付けることが出来れば、例えプログラミング未経験だった方であっても、フリーランスとしての活動を始められます。

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