失敗せずに未経験からフリーランスプログラマーになるには?案件の内容や年収も紹介

フリーランスプログラマーとは??現実的になる方法までを徹底解説フリーランス

「フリーランスプログラマーになりたいけど、方法が分からない。」

「仕事の実態を知りたい。」

「どのような案件がおすすめ?」

フリーランスプログラマーに魅力を感じているものの、分からないことが多くて一歩を踏み出せずにいるのではないでしょうか?

IT業界で仕事をしていた時に、私もフリーランスに興味を持った時期がありますので気持ちは非常に理解できます。

本記事は主に以下の内容を扱っています。

  • フリーランスプログラマーの働き方
  • フリーランスプログラマーになる5つの方法
  • 働いている人の年収などの実態
  • おすすめの案件

内容を理解していただければ、これからどのような努力をすべきなのかが分かり、今後の方向性を確実に掴んでいただけます。

ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

  1. フリーランスプログラマーはどのような働き方をしている?
    1. 独立系フリーランス
    2. 副業系フリーランス
  2. フリーランスプログラマーに求められるスキル
    1. プログラミングスキル
    2. コミュニケーションスキル
    3. 自己マネジメントスキル
  3. 【現実的】未経験からフリーランスプログラマーになる5つの方法
    1. 【方法1・経験者のみ】これまでのキャリア(職歴・スキル)を生かして、仕事を獲得
    2. 【方法2】スキルを学んだ後、正社員にこだわらず就職して経験を積む
    3. 【方法3】クラウドソーシングサイトで低単価の案件から実績を積む
    4. 【方法4】プログラミングスクールのフリーランスに特化した講座を受ける
    5. 【方法5】オンラインメンターのMENTAを利用してサポートを受ける
  4. フリーランスプログラマーの平均年収など、その実態は?
    1. フリーランスプログラマ―の年収はどれくらい?
    2. 主に求められている人材は職種問わずに実務経験が3年以上
    3. 需要が高いプログラミング言語
  5. フリーランスプログラマー4つの案件獲得方法
    1. 【方法1】フリーランス専用のエージェントを活用 
    2. 【方法2】Twitterで案件を探して応募する
    3. 【方法3】クラウドソーシングサイトで案件に応募する
    4. 【方法4】求人をよく出している企業に直で営業をかける
  6. フリーランスプログラマーのメリット
    1. 収入が上がる可能性がある
    2. 自由な時間や場所でストレスなく働ける
    3. 余計な人間関係に悩まされない
    4. 成長スピードが早い
  7. フリーランスプログラマーのデメリット
    1. 社会的な信用が落ちる
    2. 時間に余裕がなく精神的な負担が増える
    3. 営業スキルが必要
    4. クライアントの都合によって収入が極端に減る
    5. 確定申告など、自分でやるべき業務が増える
  8. フリーランスプログラマーにはどのような案件があるか?
    主要な案件を紹介
    1. Webシステム開発
    2. 業務アプリ開発
    3. スマートフォンアプリ・モバイル開発
  9. まとめ

フリーランスプログラマーはどのような働き方をしている?

飲み物片手にPCで作業を行っている

まずは、フリーランスプログラマーがどのような働き方をしているのかを説明します。

なんとなくのイメージを掴んでいただければ幸いです。

フリーランスプログラマ―の働き方は「独立系フリーランス」と「副業系フリーランス」の大きく2種類に分かれます。

ここでは、それぞれの働き方について紹介していきます。

自分のスキルや状況に応じて、どちらの働き方が適しているのかをしっかりと見極めることが大切です。

独立系フリーランス

独立系フリーランスは企業と一切の雇用関係を結ばず,、完全に独立して自分のスキルと実力だけで報酬を得ている人を指します。

メリットは、働き方が自由で「いつ・どの場所で、誰と」仕事をするかを自分で決められることです。

ただし、企業に雇用されていないので収入が不安定なのがデメリット。

そのため、複数の企業と契約を結び仕事がなくなるリスクを回避している独立系フリーランスは多いです。

副業系フリーランス

独立系フリーランスが企業に雇用されず完全に独立しているのに対し、副業系フリーランスは社員として働きながら副業として案件をこなす形態です。

デメリットは案件をもらっても、本業の仕事が忙しくて完了できないケースが多いこと。

クライアントは高品質な成果物を期限までに納品できるかを重視しているので、評価を落とす可能性は高いです。

企業に雇用されている分、収入的には安定はしますが本業との両立をいかに行っていけるかがポイントでしょう。

フリーランスの人口を見ると、副業系フリーランスの方が若干多いです。

フリーランスプログラマーに求められるスキル

パソコンで調べている男性

フリーランスという働き方の特性上、フリーランスプログラマーに求められるスキルは多岐に渡ります。

ここでは、フリーランスプログラマーに求められる主なスキルを紹介していきます。

プログラミングスキル

まずは、何といってもプログラミングスキルです。

プログラマーは、仕様書に従ってプログラムを組み、システムやソフトウェアを作成していく職業です。そのため、プログラマーにはプログラミングスキルが必須になります。

そこで、重要になるのがどのプログラミング言語を学べばいいのかということです。これは、どの分野のプログラマーになりたいかで変わってきます。

例えば、現在、需要の高いWeb系の開発プログラマーを目指すのであれば、「PHP」や「Java」を学ぶのがお薦めです。

こちらの記事で、フリーランスプログラマーにおすすめのプログラミング言語を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルも、フリーランスプログラマーにとっては大切なスキルです。

クライアントとの良好な関係を築くためには、クライアントの要望を正確に理解し、実行していく必要があります。そのため、必要最低限のコミュニケーションスキルは必須です。

また、コミュニケーション力の高い人は、継続して案件を受注できていることが多い傾向にあるといえます。そのため、長くフリーランスとして活躍していくためにも、相手を良く理解し、自分の意見も言えるようなコミュニケーション力を身に付けるのが大切です。

自己マネジメントスキル

フリーランスプログラマーは、自分を自分でマネジメントする必要があります

例えば、フリーランスプログラマーはいくつかの案件を並行して担当する場合があります。このような時に、自分でスケジューリングをしっかりしないと、どちらの案件も上手く進めることが出来なくなってしまいます。

また、長期的に仕事が出来なくなるという事態を避けるためにも、自分の体調などに常に気を配っていないといけません。このように、自己マネジメントスキルはフリーランスプログラマーに必要なのです。

こちらの記事で、フリーランスプログラマーに求められるスキルをより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

【現実的】未経験からフリーランスプログラマーになる5つの方法

フリーランスプログラマ―として起業するイメージ

当然ですが、誰でもフリーランスプログラマーになって活躍できるわけではありません。

経歴やスキルがクライアントの求める基準でなければ、案件を獲得するのは難しいです。

したがって、未経験からフリーランスプログラマーになるには、自分に足りないスキルは最低限取得する必要があります。

未経験者の場合はスキルがあったとしても案件を獲得するのは簡単ではないので、会社を辞めてしまう前に十分に検討しましょう。

【方法1・経験者のみ】これまでのキャリア(職歴・スキル)を生かして、仕事を獲得

率直に言えば、この方法がフリーランスプログラマ―になる最も確実な方法で王道です。

仕事を依頼するクライアントは即戦力を求めています。

最も重視するのは実務経験年数とこれまで経験してきた仕事内容。

案件の募集要項を見ると、詳しく条件が書かれていますよね。

例えば、「Webシステムの開発経験5年以上、Javaの使用経験は必須」などのように、
求めている人材をより具体的に記載することでミスマッチを防いでいます。

クライアントは多くの応募の中から、募集要項に近い応募者を見極めて採用しています。

要するに、求められているスキルや実績とかけ離れていると採用にはつながりません。

  • 確実に案件をこなせるスキルがあるか
  • 提案に他の応募者には無い魅力があるか

多くの応募者の中から選ばれるには、以上2点が必要です。

フリーランスになる前に、まずはこれまでのキャリアの棚卸しを行いましょう。

【方法2】スキルを学んだ後、正社員にこだわらず就職して経験を積む

仕事内容にもよりますが、完全未経験者が案件を受注するのは困難です。

求められている実務経験年数や実績が足りない上に、最低限のスキルがなければクライアントの目には留まりません。

ただし、学習のみではまだフリーランスとして案件を受注するのは難しいでしょう。

会社はプログラミングを学んだ経験よりも、実務経験を重視するからです。

2つ目の方法として、まずは独学かスクールでスキルを学び完全未経験の状態を脱することを意識します。

その上で、スキルを生かして就職活動を行い数年間企業で働き経験を積みます。

大切なのは正社員にこだわらないこと。実務未経験者が正社員に内定するのは、非常に難しいです。非正規(契約社員やアルバイト)でも、プログラミングの経験が積める会社であれば積極的に応募しましょう。

遠回りですが、3年程度の実務経験があれば圧倒的に案件を獲得しやすくなります。

【方法3】クラウドソーシングサイトで低単価の案件から実績を積む

簡単ではありませんが、クラウドソーシングサイトの低単価案件は実績が少なくても受注できるケースが多いです。

理由としては、応募者が比較的少なく経験者も応募しないからです。学習経験すら無い完全未経験では厳しいですが、スキルを身に付け案件をこなせる実力が身に付けていれば十分に受注はできます。

低単価の案件と言っても、応募者の中に経験者がいたらその段階で不利です。

案件に提案しても落ちても気にせずに、どんどん応募数を増やしてください。

ただし、適当な提案文は確実にスルーされるので一つ一つの提案は丁寧に行いましょう。

提案を通りやすくするポイントは、ポートフォリオの有無です。

クライアントは自作したシステムがあれば実力を判断しやすく、少なくとも提案はスルーされず目には留まります。

ポートフォリオの質が高いほど案件を受注できる可能性は高いです。

実績が少ない場合は、ポートフォリオの質を上げできるだけ多くのアプリを自作しましょう。

実績が増えれば徐々に案件を獲得しやすくなります。

低単価の案件から徐々にステップしていきましょう。

【方法4】プログラミングスクールのフリーランスに特化した講座を受ける

プログラミングスクールの中には、フリーランスの案件獲得までをサポートしているところが多くあります。

確実な方法は【方法2】までに説明した実務経験を生かして、案件を受注する流れですが、

スクールで学んだ後にすぐにクライアントに対して営業をする方法もあります。

実際、プログラミングスクールの講座を受けて、フリーランスデビューに成功している受講生は結構多いです。

100%成功する保障はありませんが、自分への投資だと思って受講してみるのも良いでしょう。努力次第ですが、早くフリーランスとして実績を積めます。

【方法5】オンラインメンターのMENTAを利用してサポートを受ける

MENTAに登録して、フリーランスプログラマ―を目指す方法もあります。

MENTAに登録しているオンラインメンターが各自サービスを出品して、それを利用する形です。

さまざまなコースがあるのですが、未経験からフリーランスを目指す内容のサービスを出品しているメンターは多いです。

具体的な学習計画、技術的なことから就職活動まで、ほとんどのことをZoomや電話を通してサポートしてくれます。メールでのやりとりではないので、質問したい内容が明確に伝わりやすいメリットがあります。

料金は月額制が多いので、好きな時に契約を解除できる点も使い勝手が良いです。

成功事例も多くあるので利用を検討しても良いでしょう。

参照 : HOME|MENTA「教えたい人」と「学びたい人」のメンタープラットフォーム

フリーランスプログラマーの平均年収など、その実態は?

屋外で作業する人をうつし、フリーランスプログラマ―のイメージを示した画像

ここでは、フリーランスプログラマ―の実態として以下の内容を説明します。

  • だいたいの年収
  • 主に求めれている人材
  • 需要が高いプログラミング言語

これらをある程度知らずにフリーランスになると、自分の希望条件と違ったり、最悪の場合だと自分にできる仕事がほとんど無かったりして後悔する可能性は高いです。

フリーランスプログラマ―の年収はどれくらい?

プログラミング言語によって幅がありますが、フリーランスプログラマ―の年収は730万円~970万の間。各言語の平均月額単価に12をかけた額です。

企業規模が10人以上の会社で働いてるプログラマ―の平均年収は約426万円なので、フリーランスとして独立して働いている場合は収入は非常に高いと言えます。

独立できる実力を身に付ければ、年収を倍近くまで上げることができるでしょう。

参考サイト : 

フリーランスの種類別・職種別平均年収|年収1000万円を目指す方法も解説 (levtech.jp)

プログラマーの平均年収・給料|未経験からの転職でどれくらい稼げる? (levtech.jp)

主に求められている人材は職種問わずに実務経験が3年以上

フリーランスプログラマーを目指すなら、目標とする仕事で実務経験が3年程度あれば理想です。仕事を発注するクライアントの立場としては、確実に納品してくれる見込みが薄い人に依頼しづらいのが本音です。

実際に案件の募集要項を見ても、実務経験3年以上を求めているクライアントは多いです。

基本的な学習をすれば、未経験でもフリーランスプログラマ―になれる可能性はあります。

要するに、営業の方法を工夫して上手くいき「案件さえ獲得できれば」誰でもフリーランスプログラマ―と名乗ることができます。

ただし、案件を完了できるかどうかは正直に言えば本人次第です。繰り返しますが、フリーランスはクライアントに納品する成果物に対して報酬が支払われます。

未経験者がフリーランスとして1人で業務を行い、クライアントが求めている成果物を納品できる可能性は高いとは言えません。

結果的にクライアントは、成果物を確実に納品できる経験者を優遇するでしょう。

需要が高いプログラミング言語

需要が高いプロミング言語は、「Java」「PHP」「Ruby」のWeb系開発言語です。

クラウドソーシングやフリーランスエージェントのサイトで案件数が多いのはもちろんですが、未経験でもスキルがあれば積極的に採用しているクライアントは多いです。

プログラミングスクールなどで扱っている言語で、学習環境が多いのもメリットです。

「C#」も案件数が多く、アプリ開発だけはなくWeb開発にも使用でき汎用性が高いので人気のある言語です。

「Java」「PHP」「Ruby」よりも学習できる環境は少ないのですが、文法がJavaに似ているので取得後に独学しても良いでしょう。

総じてWebシステム開発の需要は高く案件も多いので、今後の参考にしてみてください。

フリーランスプログラマー4つの案件獲得方法

ビジネスマンが効果的に営業して受注率がアップ

フリーランスのプログラマーに大切なのは、仕事を途切れさせないこと。

そのためには、仕事を効率的に獲得する必要があります。

実績をもとに個人で営業しても良いのですが、豊富な案件を持っているエージェントを通せば安定して稼働できる可能性は上がるのでおすすめです。

  • フリーランス専門のエージェントを活用した仕事獲得
  • Twitterやクラウドソーシングサイトの仕事獲得

それぞれを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

【方法1】フリーランス専用のエージェントを活用 

フリーランス専用のエージェントを使用すれば、効率的に案件を獲得できます。

スキルに合った仕事の紹介だけはなく、案件獲得の提案サポートから条件面の交渉まで幅広く対応してもらえます。

エージェントを選ぶ際に注意すべきポイントは以下の通りです。

  • 自分の希望やスキルに合った案件を多く保有している
  • 登録の段階で紹介の見込みがなさそうであれば、別のエージェントに乗り換える

有名なエージェントだから必ず自分に合うとは限りません。

対応可能な案件が少なく、紹介の見込みがなければすぐに乗り換えましょう。

あなたにとってメリットがあるエージェントを選ぶべきです。

▼ おすすめのフリーランスエージェント

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズをおすすめした理由は、週2、3日の案件が多く、他の業務と両立して稼働できる案件を多く扱っているエージェントだからです。

週5日でフルタイムの案件であると基本的に複数の契約ができず、契約が終了した時に仕事がなくなってしまう可能性があります。

複数のクライアントと契約を結ぶ働き方を実現できれば、リスクは最低限回避できます。

さらに、幅広いスキルも身に付くのでメリットは多いです。

リモートワークの案件も多く、さまざまな働き方を実現できるエージェントです。

企業サイト : 

ITプロパートナーズ|「週2日から」働ける。IT起業家・フリーランスの自立を支えるお仕事紹介サービス (itpropartners.com)

Midworks

案件の充実度や顧客満足度はもちろん、Midworksは正社員並の保障が特徴です。

案件受注期間に、クラウド会計ソフト「freee」の個人事業主プランを無料で利用でき、確定申告を簡単に行えるようにサポートしています。

各種保険の代替として保険代理店の紹介を行い、さらに案件受注期間中は生命保険料の半額を負担するなど幅広い保障があります。

審査はありますが、仕事が決まらずに収入が途切れてしまった場合の報酬保障サービスがあるのも特徴です。

フリーランスで働く上で不安な部分を、可能な限り解消して安心して仕事に集中したい場合におすすめのエージェントです。

企業サイト : 

フリーランス・ITエンジニアの求人・案件サイト【Midworks】 (mid-works.com)

PE-BANK

常時5万件越えの案件数を誇り、1,000社以上の企業と契約。

さらに、営業代行まで行っているので安定した稼働が期待できます。

複雑で個人で行うのはハードルが高い青色申告のサポート、各種事務手続きの代行も行っているので業務に集中できる点でメリットが大きいです。

フリーランスは基本的に自分の専門分野で働くので、総じてスキルの幅は広がりにくいです。

PE-BANKは資格対策やIT系のセミナー受講の補助金制度を導入するなど、フリーランスプログラマ―が市場価値を上げて長く活躍できるような取組みにも力を入れています。

企業サイト : 

株式会社PE-BANK (pe-bank.co.jp)

エミリーエンジニア

フリーランスプログラマ―は実績が豊富な人しか活躍できないイメージがあるでしょう。

エミリーエンジニアは経験が少なくても活躍できる案件を他社より多く保有しており、学習経験のみの未経験や実務経験が少ないプログラマ―にとってはメリットがあるエージェントです。

利用者の4人に1人は、はじめてフリーランスになった方なので、まだ働き方に慣れていない場合はとくにおすすめのエージェントです。

企業サイト : 

平均年収819万 専任担当がフォロー もしもの時の安心保障 | フリーエンジニアのIT/Web案件・求人情報ならフリーランス専門の【エミリーエンジニア】 (emilee.info)

こちらの記事で、フリーランスプログラマーにお薦めのエージェントをより詳しくまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

【方法2】Twitterで案件を探して応募する

TwitterなどのSNSでも案件を募集している場合も多いので、チェックしましょう。

案件は多いとは言えずライバルも多い傾向なので、ある程度実績がある方におすすめの方法です。

まずは、Twitterのプロフィール欄に自分のポートフォリオへのリンクを貼り、応募した際にしっかり提示できるようにしましょう。プロフィールが充実しているとアピールにつながりやすいので、しっかりと作成してください。

プロフィールが完成したら、検索窓に「プログラマ― 求人」「プログラミング 案件募集」などと入力すると、関係のあるツイートが出てくるので気になった求人に応募していきましょう。

また、自分のアピールポイントをツイートして仕事を獲得する方法がありますが、見逃される可能性が高いのであまりおすすはできません。

Twitterではフリーランスで豊富な実績があり案件獲得の方法を発信している方も多いので、そちらも合わせて参考にしてみてください。

【方法3】クラウドソーシングサイトで案件に応募する

ランサーズ、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトで、仕事を獲得する方法もあります。案件数も比較的豊富なのでまずは登録してみましょう。

クラウドソーシングサイトは、1つの案件を完了させるごとにクライアントからの評価と実績数が更新されます。

評価が良く実績数が多いだけ仕事を受注しやすくなるので、低単価の案件から高いスキルが求められる案件に徐々にステップアップが可能です。

したがって、経験が少ない人が実務経験を積む目的で使用するにはメリットがあります。

  • 人気が高い案件だと応募者が殺到する(1つの案件に60~100人以上)
  • 納品後、一定の手数料を引かれてしまう

などのデメリットはありますが、案件を獲得する方法としては十分に使えます。

【方法4】求人をよく出している企業に直で営業をかける

求人サイトで頻繁に募集を出している企業は、案件に対して人が足りていません。

フリーランスは受けつけずに直接雇用のみで募集している可能性は高いですが、

確実に人は足りていないので営業してみる価値はあります。

営業方法は、ホームページの採用に関する問い合わせフォームなどからメールを送るのが一般的です。電話営業はセールスだと思われ断られる可能性が高いのでおすすめしません。

メールの方が上手く行くかどうかは別として、とりあえず文面は読んでもらえますし大量の応募にも適しています。

フリーランスプログラマーのメリット

他の事は考えずに仕事だけに集中している男性の画像

フリーランスプログラマーのメリットは、「自由とスキル的な成長」が手に入ることです。

冒頭にも書きましたが、人によって何をメリットと感じるかは異なります。

しかし、会社に色々と縛られず、自分で仕事に責任を持つことでスキルアップを実現したいという理由からフリーランスになる人は多いです。

収入が上がる可能性がある

フリーランスプログラマーは、個人で仕事を受ける形になるので、企業で働くよりも高い報酬を得られる可能性が高いです。また、自分の頑張り次第では多くの案件を受注することができ、収入を上げていくことができます。

そのため、フリーランスプログラマーになって、収入が上がるという方はとても多いです。

ただ、必ず上がるというわけではありません。特に、独立したばかりの間は、単価が低いということも一般的です。フリーランスプログラマーになってからもスキルを磨いていく必要があるのです。

自由な時間や場所でストレスなく働ける

フリーランスの働く時間や場所は自由です。

仕事ができる条件が整っていれば、カフェや図書館でも仕事ができます。

満員電車に揺られて苦痛を感じる必要もなく、8時間以上オフィスに拘束される精神的な負担もありません。

環境によるストレスを感じず、純粋に仕事だけに集中したいプログラマ―にとってはメリットが多い働き方です。

余計な人間関係に悩まされない

人が2人以上いれば、人間関係の悩みは確実に出てきます。

あなたがフリーランスになって何らかの形で人を雇っていれば話しは別ですが、ほとんどの場合は1人で仕事を行います。たとえ仕事のパートナーがいても、主導権は事業主であるあなたが握っています。

フリーランスプログラマーは基本的に在宅で仕事をするケースが多いです。

打ち合わせなどでクライアントと接する機会はありますが、基本はスカイプなどを使いリモートで行います。

また、定期的にクライアント企業に出社する必要があっても機会はそう多くありません。

基本的に働く場所が在宅で1人。

余計な人間関係で悩むことは限りなく少ないでしょう。

成長スピードが早い

苦労しながら自分の力で案件を完結させる経験を多く積めば、大きな成長につながります。

会社に所属している時とは違い、基本的に仕事は1人で行います。

周囲に社員がいない分、トラブル等があった時は自己解決する機会が圧倒的に多いです。

また、プログラミング以外の事務処理や経理、案件を獲得するための営業なども基本的に自分で行う必要があります。

デメリットと感じる方も多いかもしれませんが、会社員時代は他の社員が行っていた仕事までを経験できるからこそ幅広いスキルが身に付き成長スピードは早いでしょう

フリーランスプログラマーのデメリット

フリーランスプログラマ―の大変さを示した画像

自由に仕事ができる反面、フリーランスプログラマーにはデメリットも多くあります。

良い面だけを見るのではなく、厳しい面もしっかりとチェックして自分に本当に適した働き方なのかを見極めることが大切です。

これからフリーランスプログラマーを目指すのであれば、今から説明する内容を理解して十分に検討してから決めましょう。

社会的な信用が落ちる

フリーランスになると会社員時代より信用が下がり、クレジットカードや不動産の契約などさまざまな審査が厳しくなります。

フリーランスになって間もない頃はとくに信用が低いので、注意が必要でしょう。

業務以外のほとんどを自分で行う必要のあるフリーランスは、いかにムダを無くして本業に集中できるかが大切です。

支払いや購入を全て現金で行っていると非常に手間と時間がかかります。

まだ会社に所属して信用が低下していない段階で、最低限クレジットカードは作りましょう。

時間に余裕がなく精神的な負担が増える

フリーランスは経理も含めて、事務的な業務や年金や税金関連の手続きは基本的に全て自分でお行う必要があります。

会社に所属していれば、備品購入や出張経費などの精算は領収書を出せば全て事務員がおこなってくれました。確定申告も書類さえ出せばそれで終わりです。

さまざまな業務を担当するのでスキルの幅が広がるのはメリットですが、時間的な余裕は確実に減るので精神的な負担が増える点はデメリットです。

営業スキルが必要

フリーランスプログラマ―として働くためには、営業スキルは必須です。

フリーランスは案件を獲得してはじめて収入が発生します。

いくらスキルがあっても自分を売り込む営業スキルがなければ、安定して稼ぎ続けるのは難しいでしょう。

フリーランスでプログラマ―を目指す人の中には、営業に苦手意識を持っている人もいると思います。ただ、フリーランスで働くなら営業は避けて通れません。

現段階で自信がなければ営業力を高める努力は確実に必要です。

クラウドソーシングサイトを例に挙げると、案件に応募する際には「提案文」を書きます。

  • 自己紹介(簡単な挨拶とこれまでの経歴)
  • 案件内容に関する理解と確認(案件の募集文をしっかり読んでいるアピール)
  • 強みや案件に貢献できる理由
  • 案件に見合うポートフォリオを添付

などを記載して、クライアントから選んでもらえる様に作成します。

営業力を高めるおすすめの方法は、ネット情報などを参考にして案件のパターンごとに提案文を作成する練習をすることです。

例えば、Web開発の案件用、アプリ開発用などの提案文に分けて、繰り返し作成の練習をします。

文字にすれば自分の強みを整理しやすく、口頭で営業する際にも役立ちます。

こちらの記事で、フリーランスプログラマーに必要な営業スキルをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

クライアントの都合によって収入が極端に減る

フリーランスとして働いていると、クライアントの都合により案件が突然終了して収入が減少するケースは少なくありません。

とくに、1つのクライアントから複数の案件をもらっている場合は、収入が大幅に減るので注意が必要です。

  • クライアント企業の経営悪化による事業縮小
  • 納品した成果物の質が低く、他の人に案件を依頼したい
  • 日々のやりとりの中で、コミュニケーションが取りづらいと判断された

など、案件が突然切れてしまう原因はさまざまあります。

経営悪化による事業縮小のように、自分ではコントロールできない問題もあるので、

いつでも仕事ができるように複数のクライアントとの契約をおすすめします。

確定申告など、自分でやるべき業務が増える

フリーランスプログラマーは、確定申告などの業務を自分でする必要があります

これらの作業に慣れていないという方も多いと思います。しかし、独立して働くからには自分でやらなければなりません。そのため、独立する前に知識をしっかりと付けておくようにしましょう。

また、フリーランスプログラマーの確定申告を代行してくれるサービスなどもあります。確定申告が不安だという方は、ぜひこれらのサービスを使ってみてください。

フリーランスプログラマーの確定申告についてはこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

フリーランスプログラマーにはどのような案件があるか?
主要な案件を紹介

プログラマーが仕事をしている様子

フリーランスプログラマーにはさまざまな案件がありますが、その中でも特に募集が多い案件を厳選して紹介します。(クラウドソーシングやフリーランスエージェントの案件数)

これから、フリーランスプログラマーを目指すにあたり、どのようなスキルを高めれば良いかの参考にしていただければ幸いです。

Webシステム開発

オンライン上で動作するシステムを開発する案件で、とくにJavaのスキルを求めている案件が多く、次いでPHPやRubyのスキルが求められている傾向です。

  • ブラウザなどシステムにアクセスするUIに動作を加えるJavaScript。
  • データベースを操作するSQL。

以上、2つのスキルは比較的どの案件でも共通して重視しています。

クラウドソーシング・フリーランスエージェントともに、案件数が多いのでスキルがあれば強いでしょう。

業務アプリ開発

予約システムや業務管理システムなど、業務を効率化するためのシステムを開発します。

Webシステム開発と同様Javaの案件数が多く、業務アプリ開発の場合はC#のスキルを求めている案件も多いです。

証券システム、医療向けシステムなど幅広い分野の開発をするため、プログラミング言語の他に業務知識があるかどうかも重視しています。

スマートフォンアプリ・モバイル開発

iOSやAndroid向けのアプリケーションを開発する仕事で、案件は比較的多いです。

iOSアプリ開発はSwiftやObjective-C、Andoroidアプリ開発はJavaとKotlinの実務経験(2年~3年)が求められます。

加えて、Gitを使用したバージョン管理の経験も重視している傾向です。

自分でアプリを公開した経験があれば、実務経験が無くても応募できる案件もあるので、実績が少ない方はポートフォリオ作成が必須です。

まとめ

本来、フリーランスはその道を極めている「プロ」やある程度の経験がある「エキスパート」がなるのが一般的です。

当然、仕事を発注しているクライアントも同様の認識を持つでしょう。

要するに、これまでの仕事で培ったプログラミングの実力とスキルを提供するのが本質。

本音を言えば、実務未経験で最初から独立系フリーランスを目指すのはおすすめしません。

フリーランスでプログラマ―の仕事をする目標を叶えたい場合は、
以下を意識してみてください。

  • 副業系フリーランスから始める
  • 案件獲得までをサポートするプログラミングスクールで学習
  • 独学で学習して雇用形態を問わず就職して実績を積む
  • スキル取得後、クラウドソーシングサイトで低単価の案件で実務経験をつける
  • 「MENTA」でサポートを受ける

順調に行かず立ち止まる時もあるとは思いますが、目標に向かって正しい努力すれば確実に前進していきます。自分の生活と健康に影響が出ない程度に、あきらめずに継続して行きましょう。

【COACHTECH】フリーランスエンジニアになるためのスクール

「未経験からフリーランスエンジニアにはなれない」

プログラミング業界では長年これが常識として受け入れられていました。
また、「フリーランスになりたいなら、一回就職・転職しなさい」と言われ、フリーランスへの道を一旦諦める方も多いです。

そもそも、未経験から最短でフリーランスエンジニアになることはできないのでしょうか?
答えはNoです。正しいスキル・案件開発実績を身に付けることが出来れば、例えプログラミング未経験だった方であっても、フリーランスとしての活動を始められます。

コーチテックでは、アウトプット学習でフリーランスに必要なスキル・自走力を磨きます。そして、選抜制の案件保証型コミュニティ「COACHTECH Pro」では、実際に企業から受注した案件の開発を担当して頂くことで、開発実績を付けることができるのです。

コーチテックでの学習を終えた方の中には、実際に企業様から継続して案件を受注している方や実績を評価されて自社開発会社への転職を成功させた方もいらっしゃいます。

フリーランスへの道は決して楽なものではありません。しかし、コーチテックにはその挑戦を最大限サポートし、成功へと導く環境があるのです!

詳しい学習内容やサポート内容、卒業生の活躍などコーチテックに関する疑問・興味がありましたら、是非お気軽に無料カウンセリングにご参加ください!

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